bousisensei2006-01-10

世の中のガッコーの大半は今日が始業式ですかね。
で「新学期なので、新楽器!」というダジャレの為だけに数万円はたく、という豪気なギャグに付き合って楽器購入の選定係り。
以前ここにも書いたけど、ちゃんとした楽器屋が自社ブランドで作ってるコピー商品って、最近びっくりするほど良い!初心者のみならず、中級者や持ち替え程度に使うならプロにも充分な楽器はいくらでもあると思う。
こうなってくると、よっぽどちゃんと吹けないと高級メーカー品やビンテージ物なんて恥ずかしくて持ってられませんな。
しかし、ここまで技術が進んでるのに、なんでリガチャー(リードの締金ですね)(あっ、リードってのはマウスピースのところに付いてる「竹べら」みたいなものですね)(ああっ、マウスピースってのは口で銜える唄口の事です)は未だにおもちゃみたいなんだろう。

と、今の説明のくどい文章を書いたのは、今日行った楽器屋の店員が初心者に対してあまりにも説明が下手でひどかったので。
購入したクラリネットは廉価商品なのに「バレル」が長短二つも付いているすぐれものなんだけど、普通意味わかりませんよね?「バレル」って言葉自体わからないでしょ?
「ピッチがどうのこうの…」って説明を言ってますけど、まず「ギターなどはペグで弦を調整してチューニングをしますが、クラリネットはマウスピース部分を抜き差しして…」ってとこから始めてもらわないと(もちろん「ギター」「ペグ」もわからない場合ありますが)
付属品の説明にしても「あとマウスピースパッチもついています」って言われてキョトンとしてる初心者に「あ、マウスピースに貼るシールみたいなもんです」ってわかるかい!「なんのために貼るのか」ちゃんと言わんかい!
「もういいです、後から俺が全部説明します」って帰って来たった!

楽器屋の店員ってプレイヤー崩れが多いんだけど、ホントこんなヤツら多いね。自分のわかってる事が普通だと思って上手く説明できない人。そりゃプレイヤーとして大成せんちゅーの!
後、演奏活動をしてないレッスンプロみたいのもヤバいね、みんな気をつけようね。