目の前が暗くても

雨は必ず止む


午前中は「陽射しが強い」ぐらいの晴天だったけど、昼過ぎからどんどん雲行きが怪しくなり、突然の土砂降りと雷。
近所には大して高い建物もないので、目に付くマンションなどにドカンドカン雷が落ちるのが窓から見える。アパートが揺れるほどの落雷が30分以上続くなんてホントに久しぶりの事だ。
もちろん、対処の仕様など無いから、せいぜいパソコンをコンセントから抜くとかそういった事で被害を回避するしかやることもない。
それよりも、今やる事はなんだろう。おそらくこの雷雨は長く続かないだろうから、止んだ後に午後の強い日差しが射すことになるだろう。雨を含んだいろいろな所が照らされて、湿気の強い蒸し暑い夕方にマイッテしまわない準備をしよう。
もちろん、地に足の着いたしっかりとした一歩一歩は大切な事だけど、それが先を見据えた一歩でなければ簡単に「その一歩」に意味を見出す事は出来ないんだと思う。
今年はオリンピックやワールドカップなどスポーツのフィールドで素晴らしいパフォーマンスを見る機会が多く、そういった人達の考え方などをインタビューなどの形で目にする事も多かった。
共通してるのは、その日その日にやった事は積み重なった結果が出て初めて「意味があったと言える」という事。決して毎日の事を振り返って「意味があったのだろうか」などと考えていないという事。
自分にしか見えてないとしても、高い目標に向かっている人が「必要だ」と感じて積み重ねていく「一歩一歩」は目標を達成して振り返った時にちゃんと説得力があるんでしょうね。



子どもの頃、階段を登る時に「5歩で上まで行く」って決めて遊んだりしたことないですか?
15段ある階段なら「3段ずつ行けば」って計画的な人もいるだろうし、「最初の3歩ぐらいで稼げるだけ稼げば、残りの2歩は楽に登れるな」って自分の事がわかった上での計画を立てる人もいるだろうし。
ただ、中には何も考えないで楽に4歩で4段上がって「あと一歩で11段上がらなくてはいけない」って事に気付くって人いますよね、絶対無理なのに。
で、結局最後の一歩がんばっても10段目までしか行けなくて。まわりは「しょうがない」って言うしか無いんだけど、本人に「やれるだけの事はやった」「あと一歩あれば上まで登れた」って言われると腹立つよな。
大人になってもこういう人いるよね。