う〜ん

「いい天気」なのか?


チョーシワルイネー!
昼ごはんを作ろうと、鍋に湯を沸かし、にんにくとトウガラシを油で香り立て、卵をボールに溶き野菜を切って
「さあ!スパゲティーニ茹でるぞ」
と戸棚を見たら、無いじゃないか。
自分で言うのもなんだけど、普段あまりこいういったミスはしないんだがなぁ。まぁ、麺を茹で始めてから他に材料が無い事に気付くよりはマシだけど。
ちょっとマイッタね。
ところで今「麺」って書いちゃったけど、日本で食べるスパゲティーとかが美味しい理由ってそこにあると思う。
それはやっぱり「うどん・そば・ラーメン」って「麺」に対する「こだわり」がある文化だからじゃないだろうか。
諸外国で食べたスパゲティー、もちろんイタリアであっても「え?こんなもんか」もちろん味付けは美味しい所もあったけど。
その「物足りない感」ってやっぱり「茹で加減」なんだと思う。徹底してない気がする。
日本はそれこそ「もりそば」のように「麺とつゆ」みたいな「あくまで麺が主役」みたいな食べ方をするから、「茹で加減命」だもんなぁ。
外国ではそれこそ、マカロニみたいな物も板状・粒状なにもかも含めて元の材料が同じだから「パスタ」って一括りにするけど、やっぱり日本人にとっては「スパゲティーは別物」「だって麺だもん」ってのがあるんじゃないかね。
そういった面での「国民性」は結構好き。
「精度の高い仕事をする」って、日本が世界に誇れる産業ができるのは子どもの頃から「うどん・そば」食ってきたからこそじゃないかね。
つまり「ジャストのタイミングを逃さない」みたいな
「逃すと台無しになる」ってこだわれるのは「ジャストを知って初めて」なんだし。
まぁ「麺」に限らず「ご飯の炊き方」も日本が一番。
そういう育ち方してきたんだから、欧米人の「大らかさ」みたいな物に憧れたって「大らかさを分析してコピーする」みたいな「それ違うぞ」って方向になるんだな。
そういった面での「国民性」は結構きらい。
俺たちは「針に糸を通す」とか「米に写経する」のが得意だ!って言ってりゃいいんだって。