それでいいじゃないか!

安いし


近頃、何かと話題にのぼっていた「納豆」について。
もちろん、今に始まった事ではないので、改めて言うのもハバカラレますが
納豆は美味い!
好き好きの問題はあるにせよ「納豆の味が楽しめるのは納豆しかない」のです(変な書き方だな)他で代用できるようなモノではなく、唯一無二の存在です。
なぜ、納豆を「美味い!」と言うかと言えば、普段「美味い!」と思える食い方をしているからですね。当たり前と思うかもしれないけど、世の中には食べ物に「美味さ」以外を期待する人が結構いるからね。コレ、実は「音楽」も全く同じだと思います。
さて、ワタクシ普段どのようにして食しておりますかというと、まぁ大抵は白いゴハンと一緒に食べておりまして。
先ず、冷蔵庫から出しますね。当たり前ですが。
で、ここですぐに調理に取り掛かってはいけません。しばらく室温に置きます。これはたしかNHKの「ためしてガッテン」でやっていたような気がします。実際やってみるとその方が良い気がしますね。さらにこの時、ついでに玉子も室温に出してやると良いですね。
しばらく室温に置いたら大き目のボウルなどに採り、ひたすら混ぜます。よく100回とか3分以上とか言われてますけど、そんなモンは混ぜ方に個人差があるから回数や時間を目安にするのはオカシイ!料理も楽器の練習と同じで「何の為にヤルか?」をキチンと把握していれば良いのです。ここでの目的は「納豆と空気を混ぜる事」です、とにかく真っ白くてあまり糸が引かなくなるぐらいまで混ぜます。30回ぐらい混ぜて、あっという間に真っ白になればそれで良し。ならない場合は1時間でも2時間でも「できるまで」やりましょう。これも楽器の練習と同じですね。
それからココでの注意点は、先ずは調味料や薬味を入れずに納豆だけを混ぜる事です。美味しんぼを始めあらゆる料理の本にも書かれている大切なポイントですね。
混ぜ終わったら、しばらく放置です。ここで好みの薬味を準備します。ワタクシの場合は「長ネギ+かつおぶし」が最もポピュラーですね。ドサッと入れます。そして再び軽く混ぜ合わせた後、ネギとかつぶしの味が良く馴染むようにまた放置します。ココでも注意ですが「しょう油」はまだ入れません。これも本だかテレビで見ました。「しょう油」は食べる寸前です。とても大切です。
さてと、ようやくここで玉子の登場です。普段ワタクシ「黄身」だけを使用しております。先ほどの「ネギかつぶし」の味が染みた納豆に黄身を混ぜ合わせ、30分ほどさらに放置して、しょう油で味を調えたらクリーム色の納豆の完成!となるトコロです。普段ならね。
本日は思い立って、普段捨ててしまっていた「白身」を別のボウルに採り、ハンドミキサーメレンゲにしてみました。そんでコイツをできあがった納豆に混ぜてみたら・・・
いや、もう信じられない口当たり。「ネバ〜」じゃなくてホント「フワッ!」としてて、実にクリーミー。見た目もクリーム色を通り越してほぼホワイトです。さらにウレシイ事に食器にべタッと残らないから後片付けの洗い物が楽!
美味しいからオススメしますよ。
ただし、この食べ方が栄養面や健康面でどうかって言うと・・・
そんなことは、どうでもいいもんね。