キワダタセル

でかい!


この前の日曜日のお昼前、神戸の「巨匠」から荷物が届いた。
昨年も頂いたのだが、今年もまた「タケノコ」だ。今回はさらに立派で、一番大きなヤツは下茹でする為の寸胴からはみ出してしまうほど!
で、さっそく「ぬか」と共に下ごしらえをしました。タケノコの良い香りが台所に充満してなんともシアワセな香りですな〜
と言う訳で、ここ数日「最高に美味い」タケノコ三昧を堪能しておるのですよ、ありがとうございます巨匠。
ところで、タケノコを使った料理といえば、タケノコご飯とか煮物など「和」のイメージが強いと思いますけど…
それはそれで、もちろん作りますけど、意外に「イケル」のが中華の炒めとかイタリアン。
それも、中華なんかの場合、普段白菜とかモヤシなんかを炒めてる時と同じ調理法で、それこそ「ガラスープの素」なんかも使っちゃって、あんかけの「うま煮」みたいにすると実に美味い!
「水煮」で売ってるタケノコでは絶対出ない香りと歯ごたえ!「タケノコってこんなに美味いんだ!」と感動しつつ再認識すること間違いなしです。
ちょっとミートソースっぽく肉なんか入れた濃い目のトマトソース作って「タケノコ入りペペロンチーノ」に混ぜてみたら、とても合いました。一見「淡白そうな」タケノコだけど、トマトや肉の油っ気に負けず、歯ごたえはもちろん香りもすばらしく主張してきますね〜
せっかくの良いタケノコ、なんとなく「もったいない」って気もしますけど。
でも「良い材料」が手に入ったからって、はりきって最高の調味料そろえて、丁寧に出汁を取って・・・ってやったら美味しいのはわかるし、美味しいに決まってるんだけど、それって「タケノコが美味い!」ってならないんですよね。
タケノコ以外はいつもと一緒。でも、そこに最高のタケノコが入ると「こんなに違うんだ!」って方が、タケノコ「そのもの」は際立ってくる。
だから、逆に「スター性のある」食材が無い時は、調味料や出汁を丁寧にすれば「たいした材料も無いのにこんなに美味しい物ができるんだ!」ってなるし。
やっぱり「何を何グラム」みたいな教科書通りのやりかたじゃなくて、今まで喰ったモンをテキトーに思い出して自分なりにミックスして「これをこうすれば美味くなる」とか「あるもんでなんとかする」ってのが好きだな俺は。
いやいや、実に「料理」と「音楽」は共通点がありますなぁ。