【渋さ知らズ・ヨーロッパツアー2007 3日目】

フランクフルト→ケルン→デュッセルドルフ→Geldern(ドイツ)到着、OffsideOpen Festival にて16:30より演奏(Geldern, Germany)

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 【ICE!】

早朝フランクフルト駅を出発して、ゲルダーン(これまで「ゲルデレン」と表記していましたが、こちらの方が一般的みたいなんで変更します)に向かう。
今回列車での移動は無いものと思っていたけど、ひょんな事から機会が訪れて実にラッキー!
それも憧れていたドイツの超特急ICEですよ!
フランクフルトからケルンを経てデュッセルドルフまでの区間。これまで並行して走るアウトバーンのバス車中から何度も追い抜かされるのを見ていた列車についに乗れてしまった!
来て良かったー!
デュッセルからはローカル線に乗り換えたけど、こちらも良かったです。
で、ゲルダーンではとっくに着いているメンバーからの盛大な歓迎(?)を受け、16時30分よりこのツアー初めての演奏である1時間の市街地パレード。
その後、メイン会場にパスの発行のために足を運ぶ。
オフサイド・オープンフェスティバル」は40年近くの歴史を持つ「メールス・インターナショナル・ジャズフェスティバル」(後にメールス・フェスティバルに改名)を第一回目からプロデュースしてきたブーガルト氏が一昨年を最後にメールス・フェスを離れ新たに立ち上げたフェスティバル。
理由は「商業主義」に走るスタッフとの衝突ということだけど、今回のフェス会場に行ってみると実に小ぢんまりとはしているものの良いムード。
そういった「お祭り騒ぎ」ではない「音楽祭」の雰囲気に「金もうけ主義」とは違った「自信を持ってお勧めする音楽を紹介すると」いうプロデューサーのポリシーがビンビン伝わってきた。
こういったフェスの初回に立ち会えた事はホントに光栄な事だと思う。
最後の数年に2度出演しただけだけど、おそらくメールスのフェスも最初はこんな感じだったのかもしれない。
ドイツの田舎の小さな街でのジャズフェスを「世界で最も先鋭的な音楽祭」とまで知らしめたブーガルトの腕はやっぱり確かなんだろうな。
最終日の大トリでのメインステージへの出演が今から楽しみで仕方がない。
朝から晴天、夕方に一瞬雨が振る。今日も寒い。
 【帰国後ノート】
と、本文ではブーガルトベタボメ状態になっとりますが・・・
たしかに「音楽プロデューサー」としては一流かもしれませんが・・・
結構いいかげんで無責任なトコあるぞー!
仕事するなら「いいひと」より「ちゃんとしたひと」だよ、マッタク。
今回の欧州旅はすべてブーちゃんのブッキングだったんだけど、何度翻弄された事か・・・