【渋さ知らズ・ヨーロッパツアー2007 46日目】

bousisensei2007-09-29


Maizon de la Culture du Japon a Paris(パリ日本文化会館)にて演奏(Paris, France)
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 【観光地は退屈だ】

昨日からの雨も上がり、会場の入り時間も割とゆっくりだったので、せっかくなので散歩に出かける。
エッフェル塔凱旋門シャンゼリゼ通り・・・もう名所目白押し!
しかし、まったく盛り上がらないんだよなぁ〜
たとえば、ルーブル美術館モナリザの絵の前にものすごい人だかりが出来るんだけど、あれってもう「美術館で絵画を鑑賞する」とは別の次元のハナシじゃん?
レプリカにせよ写真にせよ、モナリザなんて今までいくらでも見てきた訳でさ、結局「名画の本物を見る」ってだけじゃない?
それと同じでエッフェル塔凱旋門も全部「知ってる景色」なんだよね。
ただ、それを生で見たってだけじゃん。
名前は無くても「知らない景色」の方が絶対おもしろいと思うし、そういうものを求めて散歩してんだもんな〜シベリアのボロボロの家の方がエッフェル塔なんかより、全然見ごたえあるもん。
俺みたいな人間にとって「名所めぐり」は失敗だったなぁ。
と、歩き疲れて会場に戻り、パリ日本文化会館での最終日。
そして、1ヶ月半におよんだこのツアーの最後のステージでもあるちょっと特別な日。
昨日に引き続き満員ソールドアウトの会場で、いつもよりちょっとテンションの高いコンサートとなりました。

 【帰国後ノート】

そんな「パリ観光」の唯一の収穫はコレ!

ルーブル美術館に続く道の両側に何体もの彫刻があるんだけど、その中のひとつ。
有名なロダンの「考える人」的に言えば「落ち込む人」か?見たとたんに大爆笑してしまった。
相当マイッテルよね、この人!それも全裸で!
「身ぐるみはがれちゃったよ〜トホホ・・・」か?女の子の家に遊びに行ったら、突然彼氏が来て、あわてて窓から逃げてきたのか?
写真を見ても笑いが込み上げてくる。
それから、まぁある意味「こんな天気の悪い」エッフェル塔の写真も見たことないよね。