突然シリーズ

bousisensei2007-12-11


いや、もうホントに何の脈絡も無く突然「フッ」と頭によみがえる記憶とかメロディってありませんか?
特に「何も考えないどこ」などと思考の停止を希望してる時に限って。
今朝から「びっくり日本新記録」のオープニング・テーマがずーっと頭の中でループしてます。
ヒジョウに邪魔くさい!
しかし、まぁせっかく思い出した、というか沸いてきたので、それにまつわるいろいろな事をさらに思い出してみよう、とかする訳ですね。
便利なもので、今ならパソコンで検索すれば結構正確で知らなかったようなデータもわかるし。
父親が好きだったので毎週日曜日の夜7時といえば、我が家では「びっくり日本新記録」だったんですが、印象に残っている事といえば、毎回エンディングで司会の大野しげひさ(4代目らしいけどこの人しか覚えてない)が「おめでとう!日本新記録」と叫ぶんですな。
で、そこで優勝者がジャンプをして、そこから画面がストップモーションに切り替わり、ちょっと感動的なエンディング・テーマに乗せてその日の競技のハイライトシーンが流され、そしてあの有名なナレーション
「記録、それはいつも儚い。一つの記録は一瞬のうちに破られる運命をみずから持っている。それでも人々は記録に挑む。限りない可能性とロマンを追い続ける。それが人間なのである。次の記録を作るのは、あなたかも知れない。」
で番組が締めくくられるんですよ。
で、ウチの父親はここで毎回笑うワケですよ。優勝者がトロフィーとか持って喜んで飛び上がってるのを見て。「クスクス」というか「ゲラゲラ」
「飛んどる!飛んどる!」と
もう、競技どうこうではなくて、この「最後のとこ」が見たいだけなんじゃない?と思うぐらい。ウチのオトーサンは喜んで見てるワケですよ。
子どもの頃の俺には、どうもこの「笑い」の意味がよく理解できなかったんですね。
だって、エンディング・テーマもナレーションも結構「感動的」だし。
しかし、今なら父親の「ツボ」もよくわかるワケですよ、というか今俺が「なにかに真剣な人」とか自分が「なにかを一生懸命やる姿」をちゃかしたり、「泣けるシーン」で笑ったりっていう「不謹慎な人」になった理由はここにあるのではないか?
と、気づいたのです。今日。
お父さんのテレビ鑑賞態度ってのは教育上かなり影響があるって事ですね。
そして、ウチのオトーサンの「ソレ」は「ヨロシクナカッタ」という事ですね。