効果狂

bousisensei2008-03-07


みんなでテレビなんか見てタレントさんを「かわいい、かわいくない」とか「イケてる、イケてない」なんて、自分の事を棚に上げて実に勝手な話をしたりしますよね。
基本「容姿」のみに限定した賛否両論な意見で話はまとまる事も無いのですが、たまに満場一致で「この人はイマイチだね」と意見があう事があるのです。
ひとりぐらい「俺は結構タイプだけど」ってのが居そうでいない人。
なんなんでしょう?具体的に「どこがダメ」っていうのが特にあるわけでもなく、とにかく「パッとしない」としか言いようが無いタレントさん。
でも、その後で素人のキャバ嬢とかで、それも「自分は結構かわいい」と思ってる人が出てくると、さっきまで「パッとしない」なんて不評だった人にも「やっぱりタレントさんは違うなぁ」と底力というか、タレントさん全体の「層の厚さ」みたいなものを感じるのですね。
「8番バッターとはいえ、メジャーの一軍」みたいな。
たぶん生で見たらめちゃめちゃかわいいんでしょうね。むしろ「好き」になるぐらい。
逆に満場一致で「この人はかわいいんじゃないか」となるんだけども、みんなに「あまり好きじゃ無いけど」と口々に言われる人もいますよね。
たとえば、最近俺の場合だと押切もえさんってモデルの人。ついこの前まで名前も知らなくて、でも「エビちゃん」の横に居るから「カニちゃん」と呼んでたんですがね。
で、特にこの「エビ・カニ」のツーショットが「効果絶大」というか、ちょっと「狂ったような絵面」とうか。最近の若い人では久しぶりに「トゥーマッチ・タレントオーラ」みたいなのを感じて、ちょっと「うわっ」っとなってしまったのです。
テレビの中で「素人と比べたら」って次元じゃなくて「芸能人です光線」で輝いているような。
彼女なんて、もし街中で見かけたらびっくりするぐらい、もう「パッとしてる」と思うんですよ。
普段自分の周りに居て「ちょっとかわいいよね」なんて言われてる人が霞むぐらい。
でも「じゃあ、そんな人と友達になりたいか」と聞かれると「別に」なんですよね。
ありえないような「もし」の話なんだから「友達になりたいねぇ」って言っときゃ良さそうなものの、ホントに「別に」としか思えない人。
食べ物でたとえるなら「ごちそうの代名詞」みたいに言われてるけど「食べたい?」って聞かれると、案外「そうでもない」って人が多い物・・・
てことは「カニちゃん」ってあながちハズレてないじゃん。