ホントの事

予定通り朝9時の開店を待ってふたたび「みよし食堂」へ。
昨日、隣のテーブルのおじさんが食べてたラーメンがどうしても気になったので注文したんだけど、これが感動的に美味かった!
しかも450円!
定食屋のラーメンだから、あっさりの醤油味かと思いきや、これが結構ストロングな「とんこつ醤油」

サッパリ薄味の「焼きメシ」と絶妙のマッチングで大満足!
みんな広島に行ったら必ず行くべし!
10時に荷物を積み込み出発。
一応行程としては昨日のうちに最西端まで来ているので、今日からは「帰り道」という事になるワケです。
山陽道で姫路まで戻り、播但連絡道加古川バイパスを経由して、阪神高速へ。

途中、垂水辺りでナツカシの「旧吉野邸」などを車窓に眺めつつ15時過ぎに三ノ宮に到着。
ホテルにチェックインして、自由時間を挟んで17時に「ビッグアップル」へ。久しぶりに会うマスターの近藤さんはなんか「こざっぱり」してるし、なによりも店がキレイに片付いてる!
なんか今日に対する「気合」みたいなものも感じれてウレシイよね。
で、恒例の「サウンドチェック後のウロウロ」
今日は、昨日のメンバーに水谷さんを加えた5名だったんだけど・・・
結論から言ってしまえば「ヒドイ店に入ってしまった!」
3月3日にオープンしたばかりの「串揚げ」の店だったんだけど、表に貼ってある値段は結構安いし、店もキレイだし。なによりも「時間が無かったから」入ってしまったんだな。
まず、店に入って。「あ!これはマズイ」って雰囲気がビンビン伝わってくる「脱サラ」ムード。
結構「良い会社」の「そこそこの役職」にいた人なんじゃないだろうか?という「悲壮感系脱サラ」とは逆の「ホームパーティあがり」で「○○さん料理上手いですね」「絶対店出せますよ」なんておだてられて店始めちゃったって感じ。
当然「居酒屋のバイト」レベルの飲食店経験すらないから、手際は悪いし、テンパッてサービスなんか二の次。
そんな店でライブ前に単品の串揚げなんかをお好みで注文してたら、何時間ライブのお客さんを待たせる事になるかわからないので、全員同じ「生ビールとおまかせ串6本のセット」ってヤツを注文したんですね。
で、まず口取りのキャベツが運ばれてきて。
待つ事数分。
あまりにも「何の進展もない」ので「あの〜セットの飲み物は食べ物と一緒に出るんですか?」となかなか出てこない生ビールの催促を「イヤミたっぷりに」したら。
「あ!忘れてました」だって。
店内に新規で入ってた客は俺たちだけだよ?カウンター8席・テーブル5席の店内に大将と女将とお運びの3人がいて「ありえん」だろ?
で、2種類ずつモタモタ出てくる串揚げもテンポ悪いし。
基本はソースで食べさせるみたいなんだけど、途中で「お好みでお塩も用意させていただきますが」って最初から言え!
それも忘れてたんだろ?(案の定後から来たお客さんには最初から出していた)
「おまかせ串6本」の内容も聞いて驚くな。
ネギ・砂肝・プチトマト・ちくわ・ナス・鮭
以上!
ちょっとヒドクないか?
ちくわのフライ出す店行って「あの店どうだった?」って聞かれたとしても、味どうこうってレベルじゃなくて「ちくわが出てきたよ」って答えるね、俺なら。
一応、念のために言っておくし、知ってる人も多いと思うけど、俺は「ちくわ・かまぼこ」といった練製品が大好きなのだ。海外に長く行ったりして「日本に帰って何食いたい?」って話になった時に向うではなかなか手に入らないって事もあって、真っ先に「ちくわ!」と言う位に好きなのだ。
でも「おまかせ串6本」の中にちくわって、相当ガッカリする。
だったら値段一緒のままで5本に減らしてでも「ちくわナシ」の方が遥かに全体の印象は良くないか?
ようするに「そういう店」なのだ。
極め付けは水谷さんが日本酒を頼んだんだけど、ワンカップのまま出てきて一同固まってしまった。
冷酒なんかの場合だと、結構「売ってるビンのまま」の状態で冷やして出す店って少なくない。
それでも五合ビンだったりと、あくまで「コップやおちょこに移し変えて飲む」ようにはなっている。
「立ち呑み」じゃないんだからよ。ワンカップ客に開けさせてヂカノミって・・・
ようするに「そういう店」なのだ。
たぶん、今度神戸に来た時にはツブレテるぞ。
で、そういう店にライブ前に一人で行っちゃうと、なんとも行き場の無い「怒り」で凹んじゃうんだけど、幸い今日はバンドの約半数が同じ体験を共有したという事で・・・
スバラシイ演奏になるワケです。
満員のお客さんや大喜びの近藤さん。
実に良い夜でしたねー!
本日の移動
広島〜岡山〜兵庫の約350キロでした!
そしてホテルにチェックインした時にカメラを忘れてきたので「ビッグアップルの写真」も「ヒドイ店の写真」も無し!