桜見とかんと

bousisensei2008-04-06


見とかんと=名古屋弁で「見ておかないと」
たいてい後ろに「イカン」がついて「見ておかないといけない」という使われ方をする。
イカン」の「イ」はしばしば発音的に省略されて「見とかんとカン」となる。
さらに、相手に「見ておかないといけないよ!」と忠告する際、名古屋弁では最後の「よ」が「て」になる為
ミトカントカンテ!
という、実にリズムの良いイタリア語のような、名古屋以外の人が聞いてもサッパリわからない言葉になる。
てなわけで、天気の良い日曜日。
東京の桜も見納めになりそうなので、ウチの人を「ミトカントカンテ!」と誘ってお花見に。
近所を流れる神田川沿いにスーパーで買い込んだ惣菜や缶ビールを片手にブラブラと。
このコースだと、最終的に「お花見のメッカ・井の頭公園」にたどり着くんだけど、正直言って公園内は人が多いばっかりだから公園の手前までの川沿いの方が「お花見スポット」としてはバッチリ。
公園内は宴会場だ。
というわけで、たどり着いた井の頭公園も「目的地」という気がしなかったので、いつもなら吉祥寺の街をちょっとぶらついて電車で帰ってくるところを、また違うコースを歩いて引き返す。
5時間歩きっぱなしってのは、散歩か?
ちょっとした競技だな。

奥に桜、真ん中に菜の花、手前に土筆という「春三昧」なスリーショットですね。