家まで我慢しろ

bousisensei2008-04-22


京王井の頭線は駅間が短い事で有名です。
というわけで、よっぽど「目の前が駅」とか「駅から徒歩3分」といった近さで無い限り、ある程度歩く家に住んでる人にとって「最寄駅」は2つあるのです。
ウチもそうで、近い方が徒歩5分で、もう一方は7分ぐらい。
で、その近い方にある「美味いつけ麺の店」の話をちょっと前に書きましたよね。(2008-02-17 - うさぎのえさ
相変わらず、ものすごい行列です。
で、ちょっとだけ遠い方に「不味いラーメン屋」の話をずいぶん前に書きました。(2006-12-18 - うさぎのえさ
もちろん、あれ以来行ってないんですけどね。
で、これは初めて書く話なんだけど、その「不味いラーメン屋」がある商店街にはもう一件ラーメン屋があるのだ。
以前書いた店は一応「中華屋」で、こちらは「ラーメン専門」。ここに書いてはいないけどもちろん行った事はあって「店名」に北海道の地名が織り込まれている、札幌風ラーメンのお店なのです。
余計な飾りの無いこざっぱりとした外観に、パリっとしたのれん。仲の良さそうな老夫婦が二人でやっている、とても感じの良いお店なのです。
ところが、全然美味しくない。
どちらかというと、不味い。
最初行った時、あまりにも納得できなくてもう1回行ってしまったけど、ちゃんと2回とも不味かった。
それでも、通りかかる時に見るといつもそこそこ客入ってるんだよなー
で、その問題の商店街にまた新しく「つけ麺」を売りにしている店ができたのです。
もったいぶってもしかたがないので、さっさと書きますが、これがまた不味い!
今の時代ですよ?この「つけ麺ブーム」とも言われてる時代。百歩譲って「大した事ない」ってのはあったとしても「不味い」ってむしろ貴重。
ひとくち食べて「え?」っとびっくり!「そんな馬鹿な!」と。
で、食べ進むうちに段々腹がたってくる(つけ麺は量が多いからね)
なんとか、麺を完食してつけ麺の楽しみである「スープ割」を頼むんだけど、これがまた不味い!今度は笑っちゃうほど不味い!
いや〜ヒドイ店だった!
でも、というか「負け惜しみ」じゃないけど、店に入ってメニューを見た時になんとなく予感はしていたのだ。
品数が多すぎる。
「変わりつけ麺」みたいなものもあるし、なにより飯物が充実している。これは俺に言わせれば「つけ麺屋としては邪道」
つけ麺屋は「麺を食いに来るトコ」なのだ、大盛・特盛と麺を増量しても無料の店も少なくない。そして大半は自分のトコで自家製麺を打ってる。
ところが、この店は基本量が240gで、あとは80gごとに100円増し。これでは「小ライスにしとくか」とか「セットの半チャーハン下さい」って事にもなるだろう。
さらに「当店自慢の手打ち風極太麺」って・・・「風」だぜ?
それでも、ここもお客さん入ってるんだよね、いつも。
近所にものすごく美味しくて行列ができる「つけ麺屋」があるのもちょっと自慢だけど、片や不味いラーメン屋が3件もある「全滅商店街」があるのも自慢だね。