今日も「非」の話です
さてと、昨日の日記。取り様によってはさらに誤解を生む内容とも言えますなぁ。
コメントを書く場所があって、本来自由に好きな事が書ける場所であるにもかかわらず、それを禁止しているようなものですから。
「だったらコメント欄なんか無くせばいいじゃないか！」と怒る人もいるでしょう。
しかし「それは違う」と思うのです。
読む人にとって、ひどく憤慨する内容であったり、強烈に反論したい事もあるでしょう。それを俺の「言いっ放し」にしないための場所は設けておく必要があると思うのです。
コメントを書きたい人の「権利」は尊重すべきだと思うのです。
で、その権利ってのはコメントをする人が自由に行使してよいもので、つまり内容以前の「書く・書かない」という部分についての「好きにしてよい」という事なのです。
そのかわり「書く」のであれば、それなりのルールやマナーを守ろうと。
大袈裟に言えば「権利」を行使すると、そこに「義務」や「責任」が生じて来るみたいな話です。
で、これに良く似た話が「合法・非合法」について言える事では無いでしょうか？
俺は以前から「大麻とか解禁してしまえば良いのに」という事を言っているのです。
別に、俺自身がドンドン・モクモクやりたいからってんじゃなくてね。
今、合法になっている酒・たばこにしても「やっていいから」と言われてるからって、みんながやるワケじゃないですよね。
健康上など「やらない理由」が人それぞれあって、自分の考えで「やらない」を選択しているのです。
片や非合法のものは「やってはいけないから」という事で、みんなやらないだけなのです。
これは「やらない理由」と言えるのか？少なくとも自分で考えて出した答えでは無いですよね？
おそらく日本に住んでる大半の人は、大麻や覚せい剤をやった事が無いと思うのですが･･･
それでは、なぜ「やっていけない」のか、わからないじゃないか！
たとえば、今「酒を呑まない」という人の中には、子供の頃に酒を呑んで暴れたり、身を持ち崩している人が周りにいて、そういう経験上から「酒は良く無い」と自分から思った人もいるでしょう。
呑んではみたものの「やっぱり合わない」って人や、特にキライじゃないけど「他に楽しみはいくらでもある」って人もいるでしょう。
合法・非合法含めて、すべての「嗜好品」はそういった「個人の考え」でやる・やらないを決めるべきなんじゃないかなぁ。
なまじっか非合法のものって「こっそりヤル」みたいな部分や「ヤッタ事がある」って所に、変な「かっこよさ」みたいな事があるように思えて、たいして興味の無い人も手を出したりするのですね。
「嗜好品」とは、そういうものでは無いでしょう。
そして、一番「良く無いな」と思うのは非合法のものにはルールやマナーが無いのです。
まだ、徹底されてるとは言えないけど、たばこを取り巻く環境や、吸う人の意識ってのは、ずいぶん変わってきたと思います。
いくら「合法だから」といって、昼真っから仕事中にガンガン酒呑む人ってのはいないでしょう。
つまり、与えられた「たばこを吸う権利」「酒を呑む権利」というのを行使するには「たばこを吸わない権利」「酒を呑まない権利」とキチンと共存していかないといけないというルールやマナーを守って「初めて」という事になるわけです。
ようするに国が言ってる合法という「好きにしていいよ」ってのは、結構「人を信用した上で成り立ってる法律」だなぁ、と思うのです。
これは、なかなか「大人の国」という気がしませんか。
ところが、非合法の物に関して言えば、いまだに高校生が便所でたばこ吸ったり「悪ぶる」為のアイテムに使ったり、というポジションと変わらなかったりするわけですよ。
なぜ「子供が子供っぽいか？」というと、それは「与えられている権利が少ないから」だと思うのですね。
で、どのようにして「大人になるか」といえば、色々な権利が与えられる事。
で、ここが重要なんだけど、それを行使するのに責任が生じる事をちゃんと理解する事だと思うのです。
そういった意味では、まだ「権利」という「好きにしていいよ」の意味を勘違いしてる人ってのは多過ぎるんじゃない？とも思うのです。
成人式の日に大酒呑んで暴れる、みたいな。
ネットでのモラルの無さとか。
これじゃ、大麻解禁なんてしたら、最初ひどい事になるの目に見えてるもんな。
マナーやルールって何年もかけて浸透するもんだし。
でもさ、酒とかたばこばっかじゃなくて、大麻も覚せい剤も合法にする代わりに国が管理してガッポリ税金かければ、経済的にどうよ？
ヤクザが「闇たばこ」売らないのと一緒で、そこら中の自販機で手に入れば、治安も良くなるかもよ！
で、金さえ払えば手軽に手に入るってんで、ジャンキーの勤労意欲も向上して、これまた経済的に良いじゃないか！（あくまで現行より安い値段で出回ればの話ですが）
って、ムチャクチャな提案もしてみたいんですよね。
