世間知らズ

bousisensei2008-05-22


幸い、と言いますか「朝の通勤ラッシュ」とは無縁の生活を送っております。
たとえば、サラリーマンの息子に生まれていたら、子供の頃「お父さんは大変なんだぞ」みたいな話も聞いていたろうけど、それすらないのだ。
これまでに、いろいろバイトとかもして来たけど「朝から!」ってのは無くて、ラッシュも落ち着いた、下手したら座れるぐらいの時間帯だったり。
かろうじて今だと、金曜日の晩なんかにライブなんかから帰る時の終電間際に乗る事もあるけど、同じ満員電車と言えども、全然ムードは違うよね。
とは言え、時には朝から出かけなきゃイカン場合もありまして。
今朝がそうだったんですけど。
もう、駅のホームに着いたとたん、そこが「普段自分が利用してる駅」とは思えないほど殺気立ってるのに驚きますね。
そりゃ、そうだよな。いわゆる「住宅街」ってやつで、昼間はノンビリとしたエリアなんだけど、その「街」になってるほどの大量の住宅から大量の人が出勤してんだよな。
で、いつも俺は「モヌケのカラ」状態の住宅街を「この辺はノンビリしてるな〜」とブラブラしてるのだ。
みんな、せっかく自分の家買ってるんだから、会社なんか行かずに家にいれば良いのに(無理)
で、電車に乗ったら乗ったで「うわ〜」と圧倒されますね。
これを毎日、何十年も。
仕事をする事自体は楽しかったり、誇りに思っていたりするんだろうけど、満員電車での通勤が「大好き」って人はまずいないだろう。
それなのに、ご苦労な事ですね〜
家族やニッポンケーザイをまさに「支えてる」ってのがわかります。
で、今日は新宿で乗り換えだったんだけど、たぶん「ピーク」に近い時間帯だったと思うから、まさに「ニッポンケーザイを支える朝の風景」のメッカに居合わせたとも言えるのです。(新宿駅は一日の乗降者が日本一だもんね)
まったくもって、肩身が狭い!
俺ひとり分のわずかなスペースとはいえ、みなさんのお邪魔をしているようで申し訳無い!
しかしですね、周りを見渡せばスーツ・ネクタイのサラリーマンのみなさんに混ざって、パッと見「学生さん」みたいな若いオネーチャンが、かなりいっぱいいるのですよ。
「今日は休日か?」ってぐらい。
「君たちサラリーマン戦士みなさんの邪魔じゃないか!」と、ちょっと「ムカッ!」と来ました・・・
が、すぐに気がついた。
私服通勤のOLさんじゃありませんか。
今や俺から見たら「子供」みたいなオネーチャンも、立派にニッポンケーザイに貢献してるんですね。
う、う〜ん
なんとも「ザ・アウェイ」だなぁ。