足元見やがって！

先日、名古屋に行った時マウスピースのキャップを無くしてしまった。
というか、リハが終わった時「どこに置いたかわからない」状態で、どれだけ探しても「神隠し」のように出てこなかったのだ。
しかし、これが意外と不都合。
そもそも「何の為のキャップか？」というと、マウスピースに取り付けた「リード」という「木管楽器の命」とも言えるデリケートな発音体を演奏中以外にキャップをすることによって「うっかり触っちゃう」というミスから保護する役目なんですね。
つまり、気を付けていれば大丈夫なんだけど、いつもかならず演奏が終わると「ハメル癖」が付いているので、なんとも落ち着かないというか「気が気で無い」という精神状況になってしまう。
本来の目的以上にサックス吹きにとっては「なくてはならない」モノなのです。
たいていはマウスピースを買う時に、ちょうどいいサイズのキャップが付属してくるので「単体」で買うって事はめったにないのですが・・・
しかたないので、昨日「めったに行かない」ヤマハ渋谷道玄坂店に買いに行きましたがな。
だいたい、このヤマハの直営店ってのはなんでもかんでも定価で売りやがって・・・（以下自粛）
とはいっても、値引きしてくれる店に単価の安いモノをわざわざ電車賃使って買いに行くのもバカなんで、渋谷のライブついでに行ったわけです。
つまり、それぐらい「せっぱつまっていた」という事です、気分的に。
「今度、大久保に行くついでに」とはいかないのです、ケチな俺が。
基本的に「楽器の付属品」みたいな物ってなんでも高いという印象があるので、かなり恐る恐る行ったのです。ちょっと多めにお金持って。
で、運良くちょうどピッタリのサイズが見つかって。
お値段「630円」ナリ。
う、う〜ん・・・微妙。
多めに持ってきてみたお金からしてみれば「思ったより安いか」なんだけど。
しかし、考えてみたらいくらなんでもプラスチック製のキャップだからね、そんなにするはずは無いのです。
そうやって考えると「100円ショップ」で売ってそうなレベルのどうってことないキャップに600円ってずいぶん高いよな！
どうしても「いる」モンだから買うけどさ、630円でもっと「お得感」のあるものって他にもいろいろあるんじゃない？→「630円」の検索結果 - Yahoo!検索
たいした金額じゃないとはいえ、自分の「どこに置いたか」ってミスでもっと有効に使えたであろう630円をヒドク無駄な事に使ったような気がしてしまって、結構ヘコんだなー
それでも「今日はキャップを新調したから！」と元気良く演奏しようと思ったんだけどさ。
音にはマッタク影響無いワケですよ！
マウスピースのキャップとか楽器もケースって、なんか腹立つよなぁ。