国際線

bousisensei2008-06-27


パスポートや免許の写真をブログにアップするのが流行ってるみたいなので俺もやる。
先に結論を言ってしまうと「10年パスは作るべきではない」という事か。
「誰だコイツ?」ってサイババ・ヘアーな写真の俺は2002年に始めて仕事でツアーに行く時に「迂闊にも」10年で作ったパスポートに納まってる俺なんですけどね。
もちろん、それまでも海外に遊びに行った事はあって。でもそれは「たま〜に」ぐらいだったからとっくに失効してたんで、作り直したのです。
ホント、前のパスポートは3回使ったぐらいだったかな?
日本の「出・入国」のハンコが3組と、それぞれの旅先の「in・out」が3組っていう。
だから、そんなにパスポートに対する「思い」みたいなものは無かったのです。
で、今の「誰だコイツ?」パスポート。
見返してみると、色んな物が詰まってます。
ハンコの日付を見ると、その周辺の出来事まで思い出したり。
さらに、イギリスは「何をしにきたのか?」ってわかるようになってる。
  
左が「グラストンベリー・フェスティバル」右は「ロンドン・ジャズ・フェスティバル」に出演する為に入国した際のハンコですね。
ロシア入国には非常にメンドウなビザの申請があって、毎回苦労するんですけど、晴れてビザが降りると非常にウレシかった!とか。
  
左が古いビザで、右が去年もらった新しいビザ。写真だとわかりにくいけど新の方にはクレムリンのホログラフが!
こういうのもパスポートに1ページ分で貼り付けられてるのです。
それから、日本っていう「島国」に住んでるからわからない感覚なんだけど「地続き」の国では「どうやって来たか・出たか?」ってのがチャント記載されてて楽しかったり。

これはアレですね「ウクライナへ2005年8月14日に車で入国して、8月21日に列車で出国した」という事が押されてるワケです。
そんな感じで、このパスポートを作った6年前とは「思ってもみなかった」今の俺がいます。
前回作ったパスポートが3回使ったキリだったから、余計に。
まだ4年も有効期限があるのに、ハンコ押すスペースはほとんど無くなってしまった。
それでも「誰だコイツ?」を使い続けるしかないのです。
ホント、毎回イミグレーションでは笑われます。
さて、パスポートっていうポケットに入る「国際線」が「俺は世界とつながってるんだ」と思える所以は、さっきも書いたハンコの日付にあると思うんですよ。
見返してみると、2002年の5月16日に成田を出国して、同じ日付にドイツ/フランクフルトで入国して、21日に出国して・・・
そこからの「俺と世界」のつながりが全て記載されてるワケですから。

とりあえず、今のところ「つながり」の最後は去年の10月1日。
来月7日に新しいハンコを押してもらいます。