親切 < おせっかい

昨日ココに書いたってのもあってか「わりとスグヤル課」こと、鬼頭ブラス制作担当が早速10月18日のコンサート前売予約フォームを作ってくれました。
鬼頭 哲 ブラスバンド◆KABBチケットセンター
昨日は「自分でチェックせよ」みたいな書き方をしたけど、上記リンクをクリックすれば一発です!
飛んでみました?
で、そのチケットセンターのページに「公演詳細」にジャンプするリンクが貼ってあるのですが、見落としてしまうお客さまもいらっしゃるんじゃなかろうか?と、いう事でコチラです。
KABB! schedule
飛んでみました?
はい、コチラではなんと11月の東京公演のお知らせまでしちゃってますね。
ここで「え?」と初めて飛んでみた関東方面にお住まいの方もいらっしゃるんでしょうねぇ。
そちらについては、また別の機会に書くとして、話を名古屋のコンサートに戻しましょう。
今回、フライヤー画像が今までとちょっと違う事にお気づきだと思います。
まだ見てませんか。
KABB! schedule
見ましたね?
前回のヨーロッパ調とも言えるステキなイラストと違って、なんとなく「和」をイメージするイラストやデザイン。(ちなみに前回のフライヤーはコレ→2007/10/23 鬼頭 哲 ブラスバンド 「散歩と冒険」
あ、この場合の「和」は「なごみ」なんてシャラくさい読み方をせずに「わ」で結構です。米味噌醤油でお馴染み「和風」の「わ」ですね。
タイトルも「風光楽談宵噺」と漢字を使っております。
ここが非常に難しい所ですが、欧米人にとって漢字のタイトルは「中華」を連想させてしまう所。しかし、あくまで「和」をイメージして下さいね。
あ、いけない「風光楽談宵噺」は「ふうこうがくだんよいばなし」って読みます。
文字が小さくて読み辛いですか?

はい!読みやすい。
「談」もあって「噺」もあって。「オハナシと音楽の融合か?」とか「こりゃ鬼頭よっぽどMCの腕を上げたな?」なんて思うかもしれませんが、そういうわけではありません。あくまでコンサートのタイトルです。
で、今回なんで「和」なのか?と、言いますと会場となる「名古屋市北文化小劇場」は「花道」なんかもあるホールなのです。
え?花道わかりませんか?

はな‐みち【花道】

  1. 歌舞伎劇場の舞台設備の一。観客席を縦に貫いて舞台に至る、俳優の出入りする道。寛文(1661〜1673)ごろ発生し、元文(1736〜1741)ごろ完成した。下手にある常設のものを本花道、上手に仮設されるものを仮花道とよぶ。もとは役者に花(祝儀)を贈るための通路であったという。
  2. 平安時代、相撲(すまい)の節(せち)で力士が花をつけて入場したところから》相撲場で、力士が支度部屋から土俵に出入りする通路。「東西の―」
  3. 世の注目や称賛が一身に集まる華やかな場面。特に、人に惜しまれて引退する時。「引退の―を飾る」

えーっと、今回「3」は関係ないですかね。
大切なのは「1」の「役者に花(祝儀)を贈るための通路」という部分!
「であったという」なんて書かれてる、この「本来の意味」を今回復活させましょう!

写真ちっちゃいですけど、これが会場となる「北文化」です。
奥に見える「松」があるところが舞台で、そこにスーッと伸びてるのが「花道」
写真手前には「桝席」なんかも写ってます。
はいはい・・・
と思って、yahoo辞書で調べたら「桝席」って出てこないじゃないか。
というわけで、 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』から。


枡席(ますせき、升席とも)は、大相撲の本場所および巡業での観客用席の1つ。座布団の上に座る席である。かつては芝居もこの形式の席が一般的であったが、明治になって、歌舞伎座が椅子席を採用してから、芝居の世界では、地方の劇場を除いてはもちいられなくなった。

枡で喫煙可能だった時代には、独特の灰皿(四角の木箱で、中に水が入っている)が設置されていたが、禁煙化されてからはなくなっている。

あ、yahooにもあった。

ます【×枡/升/×桝/▽斗】

  1. 液体や穀物などの分量をはかる容器。木製または金属製で、方形や円筒形のものがある。「―で米をはかる」「一升(しょう)―」「五合―」
  2. 1ではかった量。ますめ。「―が足りない」
  3. 劇場・相撲場などで、方形に仕切った観客席。一枡の定員は四〜七人。仕切り枡。枡席。
  4. (斗)「枡形(ますがた)2」に同じ。
  5. 紋所の名。枡1の形を図案化したもの。

◆「枡」「桝」は国字。

これの「3」ですね。
なかなか、おもしろそうな場所でしょ?
「お、イイね!」と思った人に、ひとつご注意を!
当日、フラッと来ても「桝席」には座れません。
「桝席」は指定席です。フラットシートの桝席(定員6名)が10ブースあります。桝席指定券は「鬼頭 哲 ブラスバンド チケットセンター」限定発売です。
つまり「早いモン勝ち60人限定」ってやつです。
もちろん、こういった事はすべてコチラに書いてあるんで、みなさんもう読んだと思いますけど・・・
鬼頭 哲 ブラスバンド◆KABBチケットセンター
ちなみに「桝で相席」ってのもナンですが「早いモン順」で詰めての指定になっちゃうと思うので、グループやカップルで一桝使いたいって場合は6名分の予約をオススメします。
はい、What a Wonderful business!
今日は非常に「親切」に長々と書きましたけど。
人にもよるんだろうけど、ブログ内に貼ってあるリンクとかって、ホント読みに行かない人って多いんですよね。
で、読みに行ったとして、こちらがどれだけ「バカ丁寧」に「これなら大丈夫だろう」って説明をしてもカン違いするお客さまってのは必ずいて・・・
ぶっちゃけて言っちゃうと、世の中あらゆる商売のサービスって「親切」は「お客様の為」みたいな事言ってるけど、結局っつーか周り回って「自分の利益の為」ですからね。
俺は「される立場」だと、どっちかっつーと「おせっかいだなぁ」と鬱陶しく思ったりもするんだけど、向こうも必死なんだよな。
やるとわかる。
はい、ブラバンメンバーのみなさんは宣伝する時に今日のココもコピペしたり、リンク貼るといいですよー
URLはコチラですからねー
http://d.hatena.ne.jp/bousisensei/20080821