マジソンシステム

bousisensei2008-11-07


下北沢「440」で東京中低域
渡英直前のライブでもあり(しつこいようですが、今回俺は行きません)実は国内で今年最後のライブでもあるのです。
で、今回も昨日のリハで3曲、その前々日のリハで1曲の新しい譜面が配られましてね。
ちょっと前にリーダー水谷さんのウエブ日記に俺が「譜面をすぐに覚えてくれて頼もしい」みたいな事が書いてあって。
つまり、水谷さん思うところの「俺の価値」みたいなものですね。
リーダーが何故「この人にいて欲しい」と思うかという理由というか。
こういうのを読んでしまうと「覚えていかなきゃ」となるもので。というか、それをしないと「俺の価値」がないという事になってしまう。
ここで、たとえば「時間が無かった」などという言い訳は、一昨日ここで書いた「忙しさにかまけて、仕事のクオリティを落とした」という事になるわけですね。
ライブ前日のリハで新曲を渡される事が十分予想される事を承知で、その後に別のライブの予定を入れる。
それで次の日「覚えられませんでした」というのは、仕事を発注した相手をガッカリさせる事になるし「準備も含めてひとつの仕事」として請け負った事にはならないと思うのです。
極端な話「契約違反」みたいなモンだし、それで「キミはクビだよ」と言われてもしかたがないと思うのです。
それに、ウエブの日記だからモチロンお客さんも読んだりしているわけで。
ステージで譜面を見ながら演奏している姿を見たら「覚えられなかったんだ」「手を抜いてる」と思われるかもしれない。
ホント「忙しい」なんて言うのは本人の勝手な都合なのです。
というわけで、今朝は早起きして4曲分の暗譜を。
別に、誰かにホメてもらいたいとか、自慢したいとかじゃないのです。
俺の価値観というか「美学」みたいなもので、それは曲げたくないという部分なのです。
「美学」なんて大袈裟な言い方で、俺が守りたいのは「遅刻をしない」「ちゃんと準備をする」そのふたつぐらい。
価値観は人それぞれだと思いますけど、この2点は「価値観レベル」の話じゃないよね。
しか〜し!鬼頭ブラスのメンバーにはそれすら出来ない人もいるのです。
そういう人に俺は優し過ぎるんじゃないかと、最近ちょっと思っています。
「俺がやってるんだから、みんなもやれよ」という考え方はあまり好きじゃないけど、ろくに準備をしてこない人には「なんで?」と聞きたい。
そして「キミはクビだよ」ってのをいつか言ってみたい。
キミみたいな人がいると、マジメにやっている人がソンをしているような気がしてとても悪影響なんですよ。