なぜ太ったか

bousisensei2008-12-22


最近、久しぶりに会う人(たとえば先日の甲府とか)に、ホントしょっちゅう
「鬼頭さん、太りませんか?」と聞かれる。
と聞かれても、困るのだが・・・
別に「太ろう!」と意識しているわけではないので、あたかも「狙い通りですか?」のように「太りませんか?」と聞かれてもなぁ。
たしかに太ったんだけどよ。
でもね、この頃電車に乗ると「初詣」のポスターなんかが貼ってあって、ご丁寧に「あなた気をつけなさいよ!」みたいな感じで「42歳(数え)昭和43年生まれ」と厄年のお知らせが書いてあって・・・
厄年と太るのは関係無いけど「う〜ん、来年42歳(数えで)かぁ〜」と思い知らされるのです。
で、まぁたしかに太ったんですけど、40越えてこれぐらいって別にアリじゃないの?とも思うのです。
いや、けっして「太るのはスバラシイ」なんて思ってませんけどね。
で、なんで太ったか?って話なんですけど、ここ一年ぐらいで一気に太ったわけではないのです。
最も考えられるのは「ごはんを良く食べるようになった」という事なんですが、以前はホントに「コメのメシ」を食わない人だったのです。
それこそ気がつくと一カ月ぐらい食ってなくて「そういえば、あの時食べた寿司が・・・」みたいに「食った」といっても酢飯だったり炒めてたりと「白ごはんとオカズ」みたいな食事を一切しなかったのです。
それが、2005年のヨーロッパツアーの時にガラッと変わりまして(ちなみに写真は4ヶ月におよぶ旅の最後期の一番痩せていた頃ですね)
と、いうのもツアー中のタダで食べられる賄い飯は米中心だったのです。自分の好みで買ったりするのは元々「パン好き」「パスタ好き」なのでそれ中心だったんですが、過酷な貧乏旅ゆえ「タダライス」も非常にありがたく喜んで食ったのです(美味しかったし)
それから「食べれる時にシッカリ食べておかないと」という気持ちも常にあり、それまでは感じることのなかった「満腹の幸福感」にも多少魅力を感じるようになっていたのです。
ただ、いくら美味しいとはいえ長かった海外食材にちょっとウンザリして日本に戻って、ちょっとだけクセになっていた「白ごはんとオカズ」を日本の食材で自炊してみたら・・・
いや〜これが美味くてさー!
特に、元々「ツマミちょっとで酒いっぱい」的な「呑む時は酒中心」な呑み方をしていた体は「飯」に対しても同じで漬物だとかオカカネギみたいなちょっとしたオカズともいえないような物でも白いごはんをガッツリ食えるようになったのです。
ようするに、そこから3年かけてブクブク太ったというわけです。
まぁ、40過ぎて「見た目」とかは別にどうでも良いんですけど、さすがに最近身体が重くなって。疲れやすくなったのも絶対それだもんなぁ。
太った理由がわかってるって事は「それをやめれば良い」という事ですからね。
つまり、もしこの先俺が「激ヤセ」しても心配いらないということです。
そして、その時こそ「痩せません?」って聞いてください。