楽器を「拭く」

bousisensei2009-02-17

世の中の管楽器プレイヤーには2種類いて・・・
楽器を「拭く人」と「拭かない人」
ワタクシ後者でございまして。
ワタクシの楽器をご覧になったことがある方ならお解かりだと思いますが・・・
まぁ、ヒドイもんですわ。
どうも、あんまりピカピカの楽器を持ってるって図は「カッコイクない」と思ってしまうのです。
かといって、キタナイ楽器を持ってるのが「カッコイイか?」というと、けっしてそんな事は思ってナイのですけどね。
ただ、楽器をピカピカにするのには、それなりに時間がかかりますわな。
で、吹きながら拭くってのは無理なんで、演奏とは別に、また楽器をさわる時間が必要だという・・・
「どうせ楽器さわってるなら」とか思いませんか?
ピカピカの楽器を持ってる人を見ると「練習もしないで・・・」とか思っちゃうのです。
練習できない時間帯にとかなのかもしれないですけど「そんなに楽器さわってたいか?」とも思うのですね。
もちろん、大事なショーバイドーグですから、楽器は大切に扱いますよ。
でも、四六時中眺めたり、名前を付けたりってのは「演奏の為の道具」に対する愛情とは、ちょっと違ってきませんか?
音に影響するほどの凹みとか、管の内側の汚れとかってのは気にしますがね。
ちょっとしたキズを気にするとか、表面をいつもピカピカにしてるとかっていうのは・・・
楽器の扱いは音楽に対する「姿勢」の問題っていうのもあるのかもしれませんけど「そんなんどうでもいいじゃん!」と思うのです。
しかしですね、時には「いくらなんでも」と思うことがあるのです。
こんなワタクシにも。
それが、まさに今日だったのです。
楽器はハッキリ言って非常に高価ですし、実際今の楽器は「一生モノ」と思って買ったものです。
だから「錆びて、腐って、穴が開く」なんて事になっては困るのです。
「どんだけホカットクとそんな事が心配になるんだ?」と言われそうですが。
だいたい4年ぐらいです。
次回の楽器拭きは2013年の予定。