センチメ・セプテン

bousisensei2009-09-01

昨日は「寒い!寒い!」と家に駆け込み、夕方早い時間から布団にくるまって横になる。
すると、案の定というか足腰・腕あらゆる筋肉が「ジワ〜」っと。
とりあえず「出先の緊張感」みたいな部分でなんとか持ちこたえていた痛みやら疲れが「ドッ!」っと出まして。
なんか全身熱を持ったみたいに「ボワン」として、寝るに寝れないし。
かといって、座るのもシンドイからパソコンとかやらないで横になって「う〜」となってると・・・
あんまり「ヨロシクナイ方向」に思考が進んでしまうわけですね。
それはなにか?というと「なんだかサビシイなぁ」とか考えちゃうこと。
こんなことはめったに無いのです。
いつも、KABB!のライブが終わると「ハイ!次」とばかりに気分を切り替えて次回に向けて早速いろいろ考えるのです。
もちろん、今回だって「次」は10月・12月に決まってるから、準備に取り掛かればいいんだけど・・・
珍しく「喪失感」というか、まるで「生きる目標を失ってしまった」ような感覚。
4月のはじめ頃に8月のライブが決まって、今回はいつも以上に「今回限定」の要素が多くて。
結構早い時期に選曲やらスタンディングを想定したアレンジを考えたり。
「今回限定」ではないんだけど、8月のライブに照準をあわせて、新しい楽器に取り組んだり。
その後に出演したRORフェスで今後の「方向性」がはっきり見えて、より具体的にプログラムを絞り込んだり、ライブの流れを考えたり・・・
で、ちょっとハードなスケジュールの中、何度もリハに行ったり、前ノリで泊まりこんでワイワイ準備したり。
本番当日は大勢のお客さんが集まってくれて「準備した甲斐があるね」って盛り上がって。
楽しく打ち上げやって・・・
で、今ウチにひとりでいるわけですから「なんだかサビシイなぁ」となるのもイタシカタナイってなもんでしょう?
済んでしまったことや、これからのことも含めて誰かと話がしたい。
しかし、まぁそんなことばかり考えていても仕方ないので、なんとか起きてブログの更新など。
で、KABB!でいろんな検索をしたら先日のライブの感想なんかを書いてる記事を結構見つける。
よ〜し、みんな楽しんでくれたみたいじゃないか!
でもなぁ、お客さんにとってはライブに足を運んで、ブログに感想を書いて・・・
消えてしまわない記憶なんてないことぐらいわかってるんだけど、あれからもう3日たって、仕事やら新学期やらで、どんどん忘れてしまうんだろうなぁ。
メンバーにしたって、たくさんある仕事のひとつでしかないわけで、いつまでも済んだライブの事なんか考えててもしかたないんだし。
まぁ、俺だっていろんな活動してるから、わかります。
でも、やっぱり俺にとってKABB!は特別だから。
いつまでも引きずる気はないけど、忘れたくはないのです。
結局眠れないまま窓から見える徐々に明けてきた9月の空は「台風一過」にふさわしい秋晴れで、それが余計に「いろんな事が終わってしまった」って、ちょっとセンチな気分を煽るようでマイッタね。
でも、昼前にセミの声が聞こえたときは、なんかすごーくホッとした。
あんまり一気にいろんなことが全部変わってしまうと、やっぱり着いて行けない。
「徐々に」がいいですね、徐々にが。