か?か?・・・か?


さて、何が言いたいか?というと「日本語はオモシロイなぁ」という話です。
漢字とひらがなとカタカナを組み合わせて、これだけ「字面」で意味を表現できる言語って他にありますかね?(まぁ、この写真の場合は「間違い」っつうかヘンなんですけど)
「冷し中か」・・・
う〜ん、なんか思いっきり「ヌルい」のが出てきそうだなぁ〜
あぁ、まだ「冷し中」かぁ〜、って。
当然、その国の言語を使用する人間には「ならでは」の国民性があると思います。
「日本語」であれば、ひとつの言葉にもたくさんの含みがある物言いをしてみたり、逆に「言わなくてもわかる」みたいな事があったり。
そういうのを「めんどくさい」って思う人もいるだろうけど、俺は楽しみたいと思ってます。
たとえば、これは「言われてウレシイ人」からの限定になるんだけど「好き」って言葉。
会話の中では全部一緒なんだけど、文字に書いた場合の「好き」と「すき」と「スキ」
英語なら「LOVE」と「LIKE」で使い分けるような意味合いを「すき」と「好き」で表現仕分けることができると思いませんか?
俺的には「好き」が「LIKE」で「すき」が「LOVE」ってニュアンスに感じ取れる。
で、ちょっとこれは強引な「こじつけ」みたいでもあるんだけど「すき」って言葉からはよく似た「LIFE」や「LIVE」って言葉も連想される。
「すき」って言葉には「あなたと一緒にいたい」って意味もあるもんね。
KABB!のレパートリーに「コトバハイラナイ」ってのと「うたをうたおう」ってのがあるんだけど。
相反するような題名だけど、実はどちらも同じ意味なのです。
「意味」っつうか「言いたいこと」
曲を作った順番は「コトバハ〜」が先なんですけどね。
で、最近タイトルの表記で「うたをうたおう」には「 Let's sing together」って英訳されたタイトルが付くんだけど、なんとなくピンとこんのですよ。
「さぁ!みんなで声を揃えて歌いましょう!」って感じじゃないですか?「 Let's sing together」って。
ちゃうんですよね。
もっと、こう・・・なんちゅうか広い意味で「なにかを共有したい」とか「気持ちを伝えたい」とか「わかって欲しい」とか。
そういうんで、ちょっとツッパッて斜に構えた感じが「コトバハイラナイ」であったり「やっぱりさぁ」と思って作ったのが「うたをうたおう」だったりするわけです。
だから、カタカナで表記する「コトバハイラナイ」と、ひらがなの「うたをうたおう」は絶対なのです。
「言葉は要らない」じゃないし「歌を唄おう」じゃない。
ん〜まぁ、みんなにはどうでもいいことか。
とにかく、日本で生まれた日本語を使う日本人の表現者として「言葉」には丁寧に接していきたいなぁ、と思っています。(そういった意味で毎日ブログに文章を書いているってのは大きいです)
たとえ「楽器でインストルメンタルの音楽を演奏する」が本業であっても。
なんか、ここ数日「すごくウレシイこと」や「気が滅入るようなこと」が同時におこってまして。
そんな中でたまたま見かけた「冷し中か」には大いに救われたって話でした。
あはは。