33歳でなぁ

ありがとう!赤星

タイガースの赤星選手引退のニュースはショックでした。
「このタイミングで?」ってのもスゴクあるんだけど、それだけ「苦渋の決断」だったんだろうなぁ〜
「生え抜き」の、ホントに「タイガースの選手らしい選手」だったと思う。
俺が思う「タイガースの選手らしい選手」ってのは、小柄な印象で守備が上手くて・・・代々タイガースには「ちょっと地味」なスターがいっぱいいた。
そこが、俺の「タイガースファン」たる所以。
そういう「小兵」みたいな選手がいるからこそ「おもしろい野球」になるんだと思う。
どっかのチームみたいに「ホームランを量産する」ってのがヒーローの条件みたいなのとは違うのです。
たしかに強いチームかもしれないけど「大味」な「おもしろくない野球」だもん。
わかったような、わかんないようなハナシだけど、俺は「タイガースみたいな音楽」がやりたいし「タイガースの選手みたいな音楽家」が好きなのだ。
あと「顔」も「タイガース顔」ってのがあると思う、うまくは言えないんだけど・・・
たとえば「ジャイアンツ顔」ってあるじゃないですか。原監督・高橋・阿部・・・まぁ、これは俺の個人的な好みですが「なんかいけ好かない顔」が「ジャイアンツ生え抜き」には多い!
「坊ちゃん顔」っつうか「中途半端に男前」とか。
その点「スポーツ選手なんだからこれぐらいで」って「タイガース顔」はいいね。
なんて言うか「ブランド物」を着てるわけじゃないけど、いつもキレイに洗濯された小ざっぱりした服を着てて、それが似合うしカッコいい。みたいな。
「赤星がトップバッターにいる」てのが物凄く頼もしかったし、相手のチームはどれだけイヤだったろう?
「塁に出た選手がホームに帰って来ると点が入る」っていう野球の基本中の基本をいつも見せてくれた選手だったと思う。
「ホームラン、ドカーン!」でね、歩くようにダイヤモンドを回る野球なんておもしろくないんです。
あの、勢い良く一塁ベースを駆け抜けていく姿がもう見られないかと思うと、とても寂しいです。