タシカ
この日記は15日に書いてます、パソコンの前に座ってる時間は結構あったんだけど、別の用事で使ってるとネットやブログを書く気にならんのですなー
で、この日にやった事を思い出す。
前の日付の日記をこの日の夕方頃書いていたという事は、夕方まで家には居て、その後・・・
あれ？どうしたんだっけ、思い出せない。
こういう時、よく「たしか・・・」という言葉を使う。
「たしか、呑みに行った」とか「たしか、ライブに行ったような・・・」みたいな。
非常に「不確か」な話しなのに、なんかオカシイよなぁ。
同じようなニュアンスの「オカシイ」に「絶対」って言葉をヘンな時に使うとかありませんか？
う〜ん・・・よい「例文」が思いつかないんだけど、たとえば。
A「ガソリンって満タンになってるかな？」
B「絶対半分ぐらいは入ってるはずです！」
みたいな。
「絶対」と言いながらも「ぐらい」と「はず」まで付いてる！
でも、実際Aさんの聞きたかったのは「満タンかどうか？」なわけだから、まったく質問の答えになってないという・・・
この場合、たとえ「半分ぐらい入ってるだろう」ということを知っていたとしても「満タンじゃありません」でいいわけだよね。
考えてみたら、こういったヤリトリって多いよな〜
知識や経験が変に邪魔をするのか、やたらと説明的なわりには（あるいは言い訳だったりする）こちらが質問した答えにズバリじゃない。みたいな。
まぁ、それは置いといて、この日何をやっていたのか思い出せないという話でした。
で、やっぱり「たしか」が気になって調べてみることにした。
ああいった場合に使う「たしか」は「確かめる」というニュアンスなんだろうか？
■たしか【確か／慥か】
［形動］［文］［ナリ］
１ 危なげなく、しっかりしているさま。「基礎が―だ」「―な足どり」
２ 信頼できるさま。安心できるさま。また、確実であるさま。「腕前は―だ」「―な情報」「明日こそ―に払います」
３ 働き・能力が正常であるさま。「記憶力は―だ」「おい、気は―か」
４ 正確であるさま。「―な数はつかんでいない」[派生] たしかさ［名］
［副］かなり信頼できると判断・推察するときに用いる語。まず、まちがいなく。「―割引で買えるはずだ」
（大辞泉）
お？！この「かなり信頼できると判断・推察するときに用いる語」ってヤツか？
でも「まず、まちがいなく」ってのは、やっぱり「不確か」という印象が強いよなぁ。
でも、とりあえず「確かめる」とは違うみたいだ。
と、思ってさらに類語辞典を見たら・・・
1.たしか【確か】
（はっきり） 確かな証拠 確かな商売 確実 明確 的確 確固 間違いない
2.たしか【慥か】
慥か去年の夏のことだ 慥か見たことがある 何でも〈田中さんとか〉 はっきりしないが 自信はないが 確信はないが
3.たしかに【確かに】
正に 正(まさ)しく しかと 必ず 間違いなく 相違なく てっきり ⇒関連語まさに【正に】 ⇒関連語かならず【必ず】
4.たしかめる【確かめる】
⇒関連語 しらべる【調べる】 ⇒関連語 こころみる【試みる】
（必携 類語実用辞典）
あ！字の使い分け
よく「たしか昨日は・・・」という時に使うのは「確か」じゃなくて「慥か」だったのか！
俺今まで、ここのブログでも「慥か」って当てるべき「たしか」に「確か」を使ってたかもな〜
う〜む、たしかに（ダジャレじゃないよ）「大辞泉」ではどちらも「たしか」に当てられた漢字だけど「慥定」とか「慥実」って熟語で検索しても「そんな言葉はない！」って出てきますね〜
それに「慥か」の意味のところに「確信はないが」とハッキリ書いてある！
真逆ってこと？どういうこと？
というわけで、調べようと検索したんだけど「漢字 意味」だと赤ちゃんの名前用のばっかじゃないか！
「四字熟語」で「慥」が含まれたものを探そうと思っても、そういう方向での検索ってできないなぁ。
「う〜ん！」とあれこれ調べて、ようやくこんなものを発見したんでダウンロード！
K'sBookshelf 辞典・用語 Excel 漢字検索
うむ、これはスバラシイ。
「確」
音読み「カク」訓読み「たし・か」で意味は「かたく決まって動かない」
「慥」
音読み「ゾウ・ソウ」訓読みはなしで、意味「たしかに、こしらえる」
なるほどね〜
「かたく決まって動かない」に対して「造る」方のアプローチってことですかね？
でも、訓読みがないってことは「当て字」みたいなのかなぁ？
さて、もっと詳しく・・・と思ったんだけど、長くなりすぎたんで検索実況はこの辺で。あとはひとりで楽しみます。
あ、誰か「たしか」について「確か」の方の情報お持ちの方がいらっしゃいましたら是非！
くれぐれも「慥か・・・」じゃなくてね。
