タイミングバッチリ!

一日コッキリのライブなんかと違って、何日にも渡って開催される展覧会なんかだと「そのうちに〜」なんて思ってるうちに見逃してしまうことってよくある。
で、昨日「あ!ヤバいじゃん」と気付いて、なんとか今日夕方時間をやりくりして渋谷へ。
たばこと塩の博物館」で9月11日から開催されていた「和田誠の仕事」って特別展が明日までだったのです。(→http://www.jti.co.jp/Culture/museum/tokubetu/1009_event/index.html
    

子供の頃から馴染みがあって大好きな和田さんの絵柄やデザイン。
ホント、あらゆるところで目にするんだけど「展覧会」という形式で改めて見ると・・・
もう「よかった〜〜〜〜!」としか言いようがない。
なんか「ウダウダ書いたところで」と思ってしまうほど、心から・・・あ〜もう、それも書けない。
閉館ギリギリに行ったので若干「駆け足気味」だったのが残念だったけど(だってこんなに出展数あるんだもん→http://www.jti.co.jp/Culture/museum/tokubetu/1009_event/pdf/list_wada.pdf
すごく有意義な時間でした!
それから、ちょうど今曲を作ってて。夏前に行ったノルウェー辺りの情景をイメージしながら作ってんですけどね。
いつもそうなんだけど、正確に「情景を切り取る」って忠実な描写を目指して「こんなところに行ってきましたよ」って場所を紹介する方向というより、あくまで「受けた印象」について「自分がどう感じたか」を言いたいが為の素材として場所を題材にしてるのです。
だから、写真なんかもたくさん撮ってきたけど、あえて今更見返すようなことはしないで。
ある程度時間が経ってしまったからこそ残ってる「強い印象」ってのを表現できたらと思うのです。
まぁ、そんな感じなんで他人が聴いても「どこがノルウェー?」って思うかもしれないし。逆に「ノルウェーは知らないけど自分がよく知ってるなつかしい場所を思い浮かべる」なんてこともあるわけですね。
で、話しが脱線しはじめたので修正しますけど。
今日、和田作品をたくさん見たことによって、頭の中に思い浮かぶノルウェーの景色のタッチや色使いに多分に「和田テイスト」が加わってよりカラフルになってきたような気がします。
でも、それは自分が子供の頃から「馴染みがあって大好きなテイスト」なわけだし、もちろん影響も受けてるわけだから。
自分が見て感じたことを表現する時の「フィルター」みたいなものとして、実にいいタイミングで改めて和田作品に接する事ができたなぁと思っております。
新曲の初演は来年1月8日です!