うたはえらい

N700系最高!

昨日新曲の「歌モノ」の譜面と音源をメンバー用にアップロードして、ようやくひと段落。
今週ホントにズーッと家にいたんで「ちょっとのんびりするか!」と散歩に出かけて、ちょっとお酒も呑んじゃったりして放心してたんですが・・・
今朝になってボーカルのタカシくんから「やっぱり、ちょっとキーが低いです」と。
これまでの人生、ボーカリストの「やっぱり」に何度泣かされてきたことか!
録音のスタジオで「やっぱり」
ライブの本番前に「やっぱり」
サックスなんかの管楽器はギターやベースみたいに、ちょろっとフレットをズラして(それも大変なんだろうけど)1音とか半音上げ下げ出来んのです!
元々のキーを想定して編曲なんかされてるわけですから、楽器の構造上「非常に苦しい音」「出せない音」なんかが出てくる場合もあるし(もちろん、その逆で「むしろ助かった」なんてこともありますけど)
で、この「やっぱり」はいつも突然やってくるので、譜面なんかは準備されずに「元の譜面」を自分で変換しながらやらなくてはならない場合も多々あるのです!!!!!
大変なのわかってんのか!ボーカリスト
「とりあえず1音上げてみて」って「とりあえず」じゃない!
「やっぱ、半音下げて」・・・えー?
「う〜ん、元のままでいいや」・・・も〜!
いや、ホントにこんなことあるんですよ。
もちろん、いろんな仕事でもこういった「やりとり」ってあるとは思います。
でも、それって「クライアントとデザイナー」だったりっていう関係性じゃないですか?
「なんかなぁ」と思いつつも「うた」には逆らえないんだなぁ〜
と、いうわけで「もう慣れっこ」になってしまったんですが。
KABB!のメンバーにリハ行って「この譜面の1音上げで」なんて言う訳にも行かないので、新幹線の車内で新しい譜面の作業をしながら名古屋へ向かう。
スコアを移調してパート譜を作ってPDFに変換してアップロードして・・・なんとか「できた!」というところで「ただいま三河安城を定刻通り通過いたしました」のアナウンス。
まにあったー!
う〜む、移動中にこんなことが出来るようになったなんて便利な世の中になったもんだなー!
世の中的に「うたの人」の「やっぱり」に対応できるシステムになってるんだなぁ。