ちょっとした発見(?)

生ユッケ

さて、問題です。
「瓶・録画・インスタント・ゴム(まだまだ色々思いつくけど)この言葉に共通してる点は?」
はい、答えは簡単ですね。
「反対語が生(なま)」
瓶ビールに生ビール、録画中継に生中継、インスタントラーメンに生ラーメン、「ゴム付ける?」に「生でいいよ」・・・「反対語」っていうとちょっとヘンかもしれませんが結構「生」っていろんな事について言いますよね。
で、突然なにを言い出したか?というと。
先日、レコーディングした時に「生ギターの曲だけ最初にまとめて録っちゃいましょう」みたいな話をしてて「おや?」と思ったわけです。
この場合の「生」はエレキギターに対する「生」でアコースティックギターを指しているわけで。
まぁ、実際「音楽の現場」でよく使われることではあります。
俺たちサックスなんかの管楽器も「生楽器」なんて言われることありますし。
「電子ピアノ」が普及したから、わざわざ「ウチには生ピアノがありますよ!」なんてコトを売りにするようなライブハウスもあったり。
ただ、エレキギターに関しても「ここはもうちょっと生っぽい音色で」なんて話をすることもあって、その場合はエフェクターをあまりかけない「ナチュラルなサウンドで」ということでなかなかややこしい。
で、なんでレコーディングの時「おや?」と思ったかという話ですけど。
「生ギター」の反対は必ずしも「エレキギターじゃないないんじゃないか?」と。
たとえば「生ギター伴奏付き」なんて書いてある場合。
これはけっして「アコギで伴奏しますよ」という意味ではなくて「カラオケじゃないですよ」ってことなわけで。
あぁ、もうややこしい。
「録画中継に生中継」なんて対比もあるぐらいだから生ギターも録音したら「生じゃなくなるんじゃない?」とか。
あぁ、もうややこしい。
これは「たぶん」ですけど。
どうにも「生」って言葉が気持ち悪いのは「元々付ける必要の無い言葉」だからなんじゃないですかね?
さっきも書いたように「電子ピアノ」ってのが出てきたから、それと区別するために元々ただの「ピアノ」で良かったものを「生ピアノ」にしたり。
「本来あるもの」「自然なこと」が後から出てきたものお陰で割を食ってる感じ。
まぁ、似たようなことは他にもあるんでしょうけど、こういう「なんか気持ち悪い」自体が自然になってるってあるよな〜
ハイ、特に結論は出ません。
久しぶりにダラダラ書いただけです。
あ!それはそうと先日「生ライブ演奏中!」って店の前に書いてあるのを見かけましたけど・・・これはただのバカですね。
生 - Wikipedia