王道ってなんだ?

ややこしいことになってます

ここんとこのムニャムニャな日記ですけど「なにやってるか?」っていうと。
ちょっとアレンジのアレをいろいろやってまして。
誰が聴いても「あぁ!」と・・・ピンとくるっちゅうか「納得する」っちゅうか。
いわゆる「王道」と呼ばれるようなスタイルについて「どうしたもんか?」となってるのです。
で、出した結論というのが「王道と本格的は違う!」というもの。
もう、あえてYouTube動画とか貼ったりしませんけど戦前戦後の「昭和歌謡」と呼ばれている音楽には「なんとかルンバ」とか「なになにマンボ」とか、サンバやビギン・・・とにかく主にリズムを特徴とする特定のジャンルをタイトルにした曲が、もうゴマンとあるわけですが。
そういった曲を聴いて・・・まぁ、書かなくても言いたいことはわかると思いますけど。
簡単に言ってしまうと「どこがだよ!」とツッコミたくなるような。
でも「それがイカンか?」というと、そうも思わないんですね。
たとえば、そういう「なんとかサンバ」を本場ブラジルから呼び寄せたミュージシャンで録音して・・・いや、別に日本のスタジオミュージシャンでもいいんですけど、ちゃんとブラジル音楽用のパーカッションなんかを揃えて、リズムも本格的に取り入れてってやっても。
「そういうもんじゃないだろう?」と思うのです。
「王道ってなんだろう?」って考えると「最大公約数」なんじゃないか?って気がします。
たとえば「サンバ」と聞いて、みんながイメージするキーワード。
たとえ、それがホントはサンバとあまり関係ないものであっても、そういったエッセンスを散りばめて作られたのが昔「ヒット曲」と言われていた「歌謡曲」なんだと思います。
で、俺はそういう「歌謡曲」が大好き。
しかしですね「そこはそれ」と言いますか。
それなりに自分も耳が肥えてきて、それなりに知識が付いてくると・・・
仮にタイトルに「サンバ」と付けた場合「やっぱり、ここは」みたいなこだわりが出てしまったり。
たぶん、その辺りのことって俺ぐらいの世代が一番微妙なんじゃないかなぁ?と思うのです。