ちゃんぽんと私

来ると思ったでしょ?

これまでラーメンなど「と私」のシリーズを書いてまいりましたが、今日は「ちゃんぽん」で。
え〜っと、はじめて「ちゃんぽん的なもの」を食べたのは小学校の4年か5年・・・あぁ、新聞屋の「富田くん」が同じクラスだったから4年生で間違いないな。
なんで「的な」と書いたかというと。
家の近所に「長崎ちゃんめん」というチェーン店(?)が2店同時にできたのです(名古屋のそのお店はずいぶん前になくなってしまって、今回ネットで調べたけど現在も中国地方に同じ名前の店はあるものの、岡山が本社の「別モノ」みたいです)
読んで字のごとく「ぽん」では無くてわざわざ「めん」ということで、麺自体はラーメンだった、と。
で、まぁとにかくポストに「折込チラシ」が入ってるのを見て家族で食いに行ったわけです。
当時から「ちゃんぽんは長崎名物」ってのは知ってたんで、ものすごく期待して。
ところが、食べてみて「こんなもんなの?」と。
もちろん「ちゃんめん」という時点で本場とは全然違うんだけど、そういうことじゃなくて。
以前にも書いたけど、我が家では小さな頃から「サッポロ一番塩らーめん」に「豚モヤシ炒め」を乗せたものを「ラーメン」として食べて来たのです。
アーンド、当時まだ今ほどラーメンは多様化しておらず、唯一「ブーム」となって「外食のラーメン屋」として定着してたのが「炒め野菜」の油や旨味がスープに溶け込んだ「札幌ラーメン」だった、と。
ようするに「長崎ちゃんめん」を初めて食べた感想は「知ってる味に似てる!」なワケです。
そうはいっても「ガッカリしたか?」というとそんなことはなくて。
「これは俺の大好きな喰いもんだ!」となったわけです。
「早く本物が喰いたい!」とも。
で、案外そのチャンスは早く来まして。
小学校を卒業した時「中学入試合格の褒美」として九州にひとりで旅行に行ったのですが。
そのコースに「長崎でちゃんぽんを食べる」というプランを組み込んだのだ!(今考えると「なんて小学生だ?」だよなぁ)
今ほど情報もなかったので「元祖」みたいな店じゃない、フツーの地元の人使いの食堂で喰ったけど(あぁ、昔から変わんないねぇ)その美味さに感激したのを覚えてます。
まぁ、そんな「少年ちゃんぽん」の時代がまずあったわけですが。
その後は名古屋で喰わせる店を「知らなかった」というのもあって、ちゃんぽんとは疎遠になったんですけど、家で作る「サッポロ塩」を具だくさんにしたりで「ちゃんぽん的なもの」は喰ってました。
で、高校2年の時。
先輩にジャズ喫茶に連れて行ってもらう前に「腹ごしらえしよう」と連れて行ってもらったのが・・・名古屋ではちょっと有名な「たなべ」という店。
そこからはもう「たなべ通い」でしたねー
学校出てバイトしてる時も最低週に1回は「ちゃんぽん」喰ってました。
今でも普段「ラーメン!ラーメン!」ばっか言ってますけどちゃんぽんの店を見つけたら必ず行くし。
まぁ、東京には美味しい「タンメン」を出す店も多いのでそれで代用してる感もありますが・・・
つまりですね、俺は「炒め野菜」がたっぷりの「スープそば」が好きなのです。
それも、麺が太めの。
その条件にぴったりなのが「ちゃんぽん」なんですよ!
ツアーなんかに出た時、どうしても「野菜不足」になりがちな時なんかも「ちゃんぽんだ!」ってなるし。
あ〜思い出しちゃったけど、何度もチャンスをのがしてる四国・八幡浜の「伊予ちゃんぽん」が早く食べた〜い!
とにかく「ちゃんぽんはスバラシイ!」という話でした。
で、これは明日分の日記の前フリです。