全編「たとえばなし」

素人ラーメン

以前ならファストフードみたいな「バイトがマニュアル通り」じゃない外食をする場合。
ようするに「お金を払って食事をする」といった場合。
もちろん、例外もあるけど料理をつくる「調理人」・・・つまり「プロの調理人」ってのは。
いわゆる「修行」みたいなことをひとつの店でして、包丁の使い方だとか基本的なことを「師匠」みたいな人に教わって・・・という場合がほとんどだったと思います。
中には独立して自分で店を構える人もいるけど、ほとんどがハナっからそういうビジョンがなくて。
「いち調理人」として「職人」のように仕事をしてる人が多かったんじゃないでしょうか。
で、その逆に・・・
別に「最近になっての話」でも「今の主流」でもないとは思うのですが。
外食する時のお店の「調理人」についてですが。
特に「どこかで修行した」というのもなく、ただ「食べるのは好き」でいろんなお店を食べ歩いたりして見よう見真似で・・・言い方は悪いけど「料理に関してはシロウト」みたいな人がやってる店って多くないですか?
「そのかわり」というか。
今で言う「カフェ」に代表されるようにインテリアだとかムードだとか・・・そういったことも含めて考えてたり、というかむしろそっちをメインに。
つまり「お店をやりたい」というビジョン。
「料理だけでなく空間そのものを」みたいな。
これ、別にどっちが良いとか悪いの話じゃなくて「どっちもあり」だと思います。
ただし両者に「同じもの」を求めようとしてはイカンとは思う。
それと同時に、どちらも「お金を取って料理を出す」だけど比べて「どうこう」いう話でもない。
「良し悪しは無い」と書いたけど、受けての「好き嫌い」は当然あっていいと思います。
いや、「なにが言いたいの?」って思うでしょうけど。
先日書いた「渋谷系とそれ以前」みたいな話。
ちょっと語弊があるような気がしたので「こういうことが言いたかった」という説明のつもりなんですけど。
よけいヤヤコシイですかね。
でも、まぁ料理・音楽に限らずなんにでも当てはまる「たとえばなし」ですよね。