極西旅・うきはOFF

10時頃に朝飯を用意してくれるってんでレストランまで降りる。
なんか、この光景もどこかで見たような・・・

絶対、以前の欧州旅写真を探したら「そっくり」なヤツありそう。
で、今日は元々「オフ」ということだったので「久留米にラーメンでも!」と事前に意気込んでいたのですが、昨夜の時点で結構「立て込み」やら「作り物」の作業が残ってるのがわかっていて、それの手伝いをしなくてはいけないという。
まぁ、俺は案の定「食事の手伝い」の方だったんですけどね〜
というわけで、さっそく朝飯のスクランブルエッグなんか作ったりして。
その後も現場に行くメンバーを見送り、野菜を洗ったり切ったり、基本「お手伝い」の仕事をレストランスタッフのみんなと。
で、本日の昼食は「釜揚げうどん」だったのですが、普段そんなに大人数の食事など準備した事がないスタッフの面々だったようで、途中からほとんど俺仕切りの大量うどん茹でとなりました。
ホントは「手伝い」はここまでだったハズですが、後片付けをしたり晩のバーベキューの準備をしたり、明日の昼食の準備をしたり・・・もう立派な「仕事」のレベルで働きまくってあっという間に夕方。
ここで急遽、隣町でゲリラライブをやるという話になったのですが、車2台8名の定員から漏れてしまったので、残った舞踏組やらスタッフとまたしても温泉「鷹取の湯」へ。
こんなに「風呂事情」が良いツアーははじめてじゃないか?
で、山に戻って今夜は会場のグランドで盛大にバーベキューです。
「渋さ」の旅が他のバンドと違うトコって、こうやって前ノリして地元のスタッフと作業をしたりメシ喰ったり・・・普通のツアーだと、ついついメンバーと話すばかりで段々息が詰まったりするんだけど、初めて会う人とたくさん話ができるのが楽しい。
まぁ、それがたまに「わずらわしい」と思うこともあるし、元々「人見知り」な俺としては苦手な部分もあるんだけど、やっぱり楽しい。
全部が終わって、会場を後にした時、一番印象に残るのは演奏の事よりそういう部分だったりする。
楽家として「それはどうなんだ?」とも思うけど、そういった交流することで知ることが出来る相手の気持ちと、それを「汲むこと」。そしてそれを演奏に反映させること。
そういったスタイルは大切なんじゃないかなぁ、と思います。
結局自分を「伝える」ということは、まず「相手をわかること」なんだなぁ〜ということに気付いたんで。
今日は特に「集団生活の中のひとり」だったのでほとんど写真を撮らなかった。
「撮影がOFF」の日だったのね。