「楽器は歌う」吹くのは俺たちだ!

吹く兄弟


さて、一昨日詳細まで「あと一歩!」まで迫った5月のライブ、ついに解禁だ。
とはいえ、ほとんどの情報はすでに公開してしてしまっているので「なにを今更」なんですけど。さらに言ってしまえば、日程とメンバーだけは3月の東京中低域の名古屋公演の際にチラシを配っているのだった。あの時「是非行かせていただきます」と声をかけて下さった親子連れのお客様、大変お待たせしました!
今回、会場として利用させていただく大須の「チェザリ」というお店。共演の照喜名君がレギュラーで活動してるお店ってのもあるけど、俺もお客さんとしての係わりは長い。もちろん「ただの客」なので関係ないとも言えるけど。
最初にまだ半分の広さでオープンした時に、友人がパン焼きの修行をしてるってんで覗きに行ったのが初めてだったと思う。「大須にしてはシャレた店作ったなぁ」という印象で、正直「続かないのでは」と思った。「昔にくらべれば」だったけど今ほど若者向けの店が無かった頃だと思う。実際その頃は少なくとも週に二回は大須で呑んだりしていたけど、「おかちゃん」のホルモン焼きとか「かどや」のやきとりとか「みゆき亭」の洋食とかって、言わば「大須に来たら」の店が何件かあったから、「大須でイタリアンねぇ」と友人が働いてなければまず行く事の無い店だったと思う。
で、まぁ「覗きにきたよ」って感じで店に行っても「今日はどこで呑もうかな」なんて気持ちだったんだけど、「是非食べてって」と出されたパンが美味しくて。「こりゃ呑まなきゃ」って当然なるわな、でボトルでワインもらって。もうすっかり「次」なんてどうでも良くなっちゃった。
それからは特に「昼・大須」となると「チェザリでパンとワイン」って事が多くなった。友人が修行を終え、別の店に移ってからもそれは変わらない。ブラスバンドを始めて吉野さんや三原君といった「遠方参加者」が名古屋に泊まった翌日は近所の「コメ兵」に楽器を見に行くってついでもあるから、「チェザリのランチバイキング」は定番だ。
どのメンバーで行った時かは忘れてしまったけど「カレー君事件」など忘れられない爆笑エピソードもたくさんある。
俺はあまり飲食店で「常連さん」的に仲良くなるのが好きではないので、もちろんお店のスタッフと仲良くなったりはしていないのだけど、自分の中では「大須に行ったら」の大好きな店のひとつだ。
そんな店でライブが出来るのは、なかなかうれしい事じゃないか。あまり夜に行った事は無いので営業形態は良くわからないけど、食べ物がとても美味しくて飲み物も豊富な店です。そっちも楽しみに来て下さい。