この世で一番肝心なのは「メリハリ」ですね

ここはどこだ〜なんちゃって


これホントに肝心。どちらか片方だけ極端に見せられたりしても、その「良さ」はわかりません。
「大きい」に対しては「小さい」。「高い」に対しては「低い」など両方を表現に取り入れてこそ「大きさ」「高さ」の効果が表れるのです。
音楽の中では「ダイナミクス」とも言われますね、表現の中で一番大切なのはソレに尽きます。どれだけ高い音が出せても、大きい音が出せても、その逆の事が出来なければ「平坦な演奏」です。
「音」についてだけでなく「リズム」に対しても「タイト」と「ルーズ」の使い分けや組み合わせでグルーブ感や個性が出てくる訳です。


ハナシは全く変わりますが、今日は久しぶりに演奏でも作曲でもない音楽の仕事の打ち合わせというのに行って来ました。
え〜皆さん、意外に思うかもしれませんし、外見からはなかなかそうは思ってもらえませんけどワタクシ案外「モラルとTPOの人」なんですよ。プラスあらゆるジャンルの音楽にそこそこ精通しておりますので「ショップで流すBGMの選曲」など打って付けです!御用命承っております。


で、打ち合わせが恵比寿であったので、その後渋谷に出たのですが…
相も変わらず人の多い事よ。まだ平日だったからマシっちゃあマシなんだけど、それでもウンザリしちゃいますね。蒸し暑さもあいまって、イライラしてきますよ。
こういう時はあえて急行でズバーンと吉祥寺まで帰らずに、各停でノンビリ帰るのがよろしい。
さらに終点のひとつ手前の「井の頭公園駅」で降りると、なおよろしい。
吉祥寺まで行ってしまうと結構人も多いので、せっかく渋谷を離れてきたのに「またかよ」となってしまいますね。ところがひとつ手前で降りて鉄橋をくぐって公園内を歩いて帰ると人も少ないし、商店街とかをスルーして公園からそのまま住宅街に入っていくと「えらい郊外に来たな〜」という錯覚に陥ります。


ようするに「メリハリ」ってのはアレですね。「錯覚」というか、言い方は悪いけど「だまし」みたいなものを多分に利用して効果を上げるんでしょうね。野球の「チェンジアップ」もしかり、スローボールを混ぜる事で大した事無い速球が物凄く速く見えるっていう。
何事も「バカ正直」より「多少ズルイ」方が効果があるという事でしょうね。
わかったようなわからないようなハナシでなんですが「バカ正直」で要領の悪い人に捧げます。