本日の去年の本日

本日はようやくサルディニアでの本番である。
朝食を摂る為に一応早起きはする。ただ、食っちまうと相変わらずやることはない。それでも「美味い昼飯」にありつく為の努力はしてみる。
なんという生活だ。
夕方17時に集合となりフェス会場へ。教会に隣接した気持ちの良いステージで段取り悪くちっともハタラカナイ現地スタッフに怒りつつもサウンドチェック終了(写真)。
本番前に夕食という事でフェス主催者がオーナーのレストランに招待される。ここで、出されたピザをはじめ生ハムやスペアリブの美味かった事!ワインも後から後から出てくる。
それも「ゆっくり」
主催者が「いい」って言ってんだから、いいんだけど本番前にこれはどうなんだ?開演時間もせまってる。「オンタイム厳守」をできる限りの目標に段取りを付けている我々にとっては、なんとも張り合いの無い「もてなし」なのだ。
そこで、「もう結構」とレストランを出る事に。「まだ、いろいろ出るのに」と言うが、ちゃんと演奏を始めたいのだ。ところが迎えのバスが来やがらない!向こうも「食後に」と手配していたろうから当然か。しかし、それでは開演が1時間以上遅れる事になるかもしれない。
なんとかバスの時間を早めてもらい会場に戻ると、すでにお客さんはたくさん集っていた。ほれみろ「遅れるのは当たり前」なんてのは良くない習慣なのだ。
途中停電のアクシデントもあったけど、演奏は大ウケ。終演後は興奮の冷めやらないイタリア人と大いに呑んだ。
日付がとっくに変わった頃、ホテルへのバス移動となったのだが、小さな車しか手配できずピストン輸送に。
さらに、最終便乗用車組となった俺の車のドライバーは道を間違える始末。最終的に2回通っただけのうろ覚えの道を俺がナビゲートするはめに。
ホテルに戻れたのは5時近かったよ