ガタンゴトン〜ガタンゴトン〜

クワタ風は「ヒェヌォスゥィムァ」ね


さて、本日は我が「鉄道部」待望の「乗る乗るデー」です!
いつもの京王はモチロン、小田急・JR!さらには江ノ電まで乗って参りました。
いや〜タノシカッタ!!!!!
ところで、アイポッドなどの「持ち歩き音源」を使用しない派としては、その場その場に合った音楽というのを、散歩したり電車に乗ってる時にいつも考えたりするのですが。普段「あまりピンと来ないモノ」が妙にシックリ来る場合があります。それこそ「なるほど!」と。
う〜ん、たとえば辛〜い韓国料理も寒い本場で食べるにはちょうど良いとか、大味で油っぽい沖縄料理も現地の気候や空気感にピッタリとか。薄暗い都会の地下の店入ってゴーヤチャンプルーオリオンビール呑んでも「なんだかなぁ」ってのあるじゃないですか!
で、今日江ノ電に乗って湘南の海を見ながら思わず口から出たのは「サザン」なのでした。クワタケースケのモノマネをしながら小声で歌ったメロディーは実にマッチしておりましたよ!
その証拠に、というかその後、鎌倉の立派な劇場で見たダンスの公演で、突如「サザン」の曲が挿入されたのですが、会場からは「クスクス」という笑いが・・・
この「オモシロサ」って、ようするに「ミスマッチ」って事だと思うんですが、もし江ノ電の中であれば「ベタだなぁ」とは思っても笑う事はないでしょう。
同様にシャンソンはパリで聴くのがピッタリだろうし、ヨーロッパのパブみたいなところで酔っ払ったオヤジが大声で歌っていた、なんですかね「ポルカ」みたいな民謡も実にピッタリでした。
で、こういう時「いいな〜」と思ってCD買ったりしてウチ帰って聞いても「なんじゃこりゃ?」ってなるんですね。
そういう風に音楽にはその場その場に合った「指定席」みたいなものがあるような気がします。
ただ、こういった場所にはナカナカ入り込む余地が無い。つまり、そこではあまり曲作りのアイデアが沸いて来ないんですねぇ。「江ノ電だったら、もうサザンでいいじゃん」みたいな。
頭から「サザン」が離れなくなった時に途中下車して、特に何も無い路地を歩いた時、なんとホッとした事か!
という訳で、常に「空席」を求めてウロウロ散歩をしたりするのですね、俺は。