で、どうだったのか?

1曲目を終え満席のお客さまに、先ず三原団長がブチかましたのは
「自分のサーカス団を立ち上げるのが夢だったんです」と。
お客さんは笑うでもなく、とにかく「こまったな」という表情。いきなり客席とステージの間に深い溝が!さらに
「まだ、テントも空中ブランコも象やライオンもいないけど」と。
『まだ』ってなんですか!この先メンバーに猛獣が入るってことですか?
せっかく、オープニングナンバーでつかんだお客さんもドン引きです。
さらに、打合せで「この曲は続けてやるので、譜面をちゃんと準備しておいて下さい」とクロージングテーマ用に決めておいた曲を
「忘れてやらない」
メンバー全員が団長のカウント待ちで楽器を構えている状態で
「どうもありがとうございました〜!」
その後、共演の玩具利音のメンバーを迎えての合同演奏の大団円で団長は楽器を吹きながら客席になだれ込もうとステージを下りようとしたときに
「マイクのケーブルにつまづいてスタンドごと倒す」
まぁ、言ってみればここまで「リーダーのテイストが存分に味わえる」というのも、スゴイ事だよな。
と、そんなドタバタのサーカスだったけど、終演後にお客さんからかけられた言葉は予想以上に良かったし、モノをハッキリ言うお店のママさんにも「良かった」「またやってな」と言ってもらえた。
「サーカス団」などと「うそぶく」ことなく、「バンド」としてはなかなかゴージャスでカッコイイ演奏が出来たのでした。
おもしろいぞ「グリーン・パレード」
今後の展開に要注目!