これなんだよな

場違いじゃないかなぁ?


東京国際フォーラム渋さ知らズ。といってもライブではなくて「ヘアーショー」での演奏。
前回、ここに来た時は昨年9月の「東京JAZZ」だったけど、その時も出演順の関係でエライ早い時間からの入りで、今日も早朝7時45分の集合。つくづく「早朝出勤」がついてまわるホールです。
早朝出勤ということで、有楽町にある東京国際フォーラムへの電車はサラリーマンの大群との乗り合わせです。で、なんとも殺気立った雰囲気だけど、それ以外にも普段利用する時間帯と何か違うなぁ、と思ったら携帯を見ている人が一人もいない。そういうもんなんですね。新聞読んでる人は異常に多いけど。
で、まぁ現場に着いたらサウンドチェックやらランスルーの通し稽古など。久しぶりの「ザ・仕事」といった内容です。20代前半の頃は、やたらとファッションショーやヘアーショーでの仕事が多かったので、なんだか久しぶりですが、ホント「待つのが仕事」みたいな一日になりますねぇ。今日も弁当が2回出る長丁場。
でも、俺はそんなに苦にならないタイプ。
実際今日も、キレイなモデルのおねえさんやら「珍しいキノコ舞踊団」のダンスを眺めていたら時間は過ぎていきました。
「キレイなモデルのおねえさん」なんて書いたけど、実際は俺なんかよりずっと年下なんだろうけどね。若い頃の仕事の名残か、普段接点が無いせいか「おねえさん」って感じなんだよな。なんか緊張する。
で、我々の出番はエンディングのたった10分のみ!
早朝から半日近く待機して、たったそれだけ。特に今回はショーの演出家の「たってのリクエスト」ということで普段のライブのクライマックスにヤル曲を使ったんだけど、なんていうか普段2時間ぐらいライブやった最後のカタルシスみたいな曲をいきなりポンとやるってのは変な感じです。
ま、これも「ザ・仕事」のなせるワザってことで。
いつもは2時間でも3時間でも、それこそ「制止を振り切ってでも」演奏する渋さですが、札束の前では従順な営業バンドにテッスル事もできるのでアリマス。
元々、テレビの収録なんかではストップウオッチで計ったかのような見事な仕切りを見せるダンドリストですからね。ピシッと10分でした。
帰りは「意外なつながり」が発覚した「珍しいキノコ」の人達とちょうど一緒になったので「この前、鎌倉行きましたよ」なんて点数を稼いだりして「ザ・仕事」からも解放。
時間は夕方の6時。
これから、まだライブできる時間だっちゅうの。
っていうか普段の出勤時間だよな。