富士麺

bousisensei2007-07-16


東京中低域in河口湖ということで、山梨へ。
富士山周辺で「麺」というと、最近では富士宮の「焼きそば」が有名だけど、今回の会場近く富士吉田は「うどん」が名物。
・・・よりによって「うどん」か・・・
しかし、まぁ前から「吉田うどん」都内にも進出してきたという噂も耳にして気になっていたし(ミクシでコミュニティに入ってた事もある)主宰者が「是非」とオススメしてくれたので、昼にメンバー一同で行ってみた。
で、行った先は通りに手描きの小さな看板が出ていて、そこから車がすれ違えないぐらいの細い小道を100mほど入った所にある「彩花」という店。聞いたことある。
営業時間は11時〜14時、民家のような佇まい。駐車場にはいっぱいの地元ナンバーの車・・・
いかにも「デキル」って感じじゃんか!
実際、ギリギリ昼前だったので運良くすぐに席に着くことができたけど、すぐに行列が。
さっそくオススメの「冷やしたぬき」を注文。
普通盛が350円、大盛でも450円!って安っ!
ジャン!

たっぷりの「天かす」に薬味はネギとおろし大根、珍しいところでは茹でたキャベツが添えられている。
先ずはそのまま食べて、後半は「吉田流」ともいえる「辛味味噌」(←)を混ぜて食べる。
これがスンゴイ辛いんだけど、ここでキャベツの存在意義に納得。
さて、初体験の「吉田うどん」はいかがであったか?
と言いますと、写真からもわかるように、かなり麺太し。さらにかなりコシが強くて「つるつる」ではなくて「モグモグ」と「噛んでいく」感じ。一本ずつ食べてちょうどいいぐらいか?
う〜ん、さすが「ほうとう」のお国柄とでも言いましょうか・・・
「大盛り」はちょっとトゥーマッチだったかなぁ〜「炊き込みご飯」も名物みたいだったから「うどん」は普通盛にして「ご飯」取れば良かったかな。
味・ボリューム・値段どれも大満足だったけど、普段「うどん」って言ってこれが出てきたらちょっとイヤかも。ホント美味しかったんだけどね。
って、俺は何しに来てんだ!
今回の会場「ステラシアター」、利用したのは小ホールの方でこちらも天井高くステキなスペースだったんだけど、大ホールがスゴイ!
屋根は開閉式で、ステージ後部の壁も開くようにできていて、天気の良い日は富士山がドーンと見える野外劇場になるのだ。

スロベニアだったかイタリアでやったコロシアムみたいな会場にちょっと似てる。
是非、ここでやってみたいなー!絶対キモチ良いって。
ただ、キャパが3000って事で、ちょっとやそっとでは・・・
俺がここでやれる可能性としたら「渋さ」なんだろうけど、それでも3000はちょっとなぁ。プランクトンが外タレとセットで組んでくれないかな〜?
ま、それはいいとして山梨初公演となった東京中低域、小ホールとはいえ満員御礼。8割方は「初めて見る」ってお客さんの微妙な反応が実におもしろかった。
普段「クスクス」って笑いが起こる場面ではポカーン。逆に「そこで?」ってところで「大爆笑」とか。
「シュール物」はことごとく「スベッた感」があったかな〜客層ってのもあるんだろうけど「わかりやすいもの」以外は反応薄し。
「あんまり楽しくなかったかな?」と思ったけど、終演後に物販コーナーでサインをしてたら東京なんかより積極的に「楽しかった」って事を伝えに来る人多数。
打上げは主宰者がオーナーをしている「CAFE CAFE MARKET」って雑貨&カフェの店だったんだけど、ここでもお客さんから熱心なライブの感想をたくさん聞くことができた。県民性ってやつかね?
食い物、特にサラダなんかの野菜がホントに美味しく、ワインもドカッと用意されていて超ご機嫌。
これが車で1時間半の距離なんだからね、また来たくもなるよね。

(ステラシアター横の公園にて)