帽子先生も走る

bousisensei2007-12-28


近頃は「正月」つっても、一日から営業してる店も結構あるし、コンビニなんかも当然やってて「便利」っちゃあ便利なんだけど、なんとも気分が出ないよな。
外食できる店もいっぱい開いてるし。
「特別感」が無くなった!
それこそ「作り置き」の「保存食」でもある「おせち」作る意味も無いような風情のなさ。
それでも「師走」の気分になりたくて、自転車で20分ぐらいの「業務用肉屋」に買い出しに出掛けた。
子供の頃「年末の買い出し」が大好きだった。
「おせち」の食材を「何々を作るからコレ」みたいに揃えていくのに一緒についていくだけで、なんかワクワクした。
「今年もアレ作るのー?」って、作ろうと思えばいつでも作れるメニューが、ちゃんと「楽しみ」になるように年に一度だけ「おせち」に登場してたんだなぁ、と今考えると気が付く。
で、今日は肉屋に行ったついでに、ものすごく安い八百屋にも寄って、帰りに最寄駅の商店街(というほど「街」でもないんだけど)を通りかかったら、いつもはひっそりとしてて「なんでこんな一等地に?」って所におそらく昔からやってる畳屋さんが「正月飾り」の売り出しをしていた。
それも「職人さん」みたいな、実際ソレを「作った人達」がはっぴ着て売ってんの!
今まで考えた事も無かったけど、そうか〜!こういった「しめなわ」みたいなモンって、畳屋さんが作るんだね。
デパートなんかじゃなくて、地元の畳屋さんで「正月飾り」買って、有名な「なんとか神宮」なんかじゃない近所の神社で焼くって事を、もうずーっとやってきたであろう人達で賑わってた。
う〜ん、なんかいいなー!
クリスマスより、ずっと気分が盛り上がる素敵なイベントだよね、師走って。
晦日には買い出しに行ってきた肉を食うのだ。
やっぱ古典的ご馳走「スキヤキ」かなー?
わーなんか楽しいなぁー!