いーんだろーか?

bousisensei2007-12-29


来年2月に鬼頭哲ブラスバンドで公演をする阿佐ヶ谷「ザムザ」に舞台監督と下見&打ち合わせに行く。
今回はここの所「舞監」をお願いしていた横沢さんが他の現場と日にちがカブっていたので「う〜ん、こまったなぁ」と思っていた時に「もしかして・・・」とかなりダメモトでお願いして「初参加」となるカントクサンなのだ。
「初」とはいっても、「渋さ」の欧州旅で何ヶ月も寝食を共にしたり、最近の一連のホールツアーなんかでも一緒で、この前も焼津では朝まで一緒に呑んだ気心の知れたカントクサンなんで、わりと気軽にお願いしてしまったのだ。
で、「ザムザ」に行って挨拶もそこそこに、愛用のメジャーを取り出して、すっかり「カントクの顔」になってあらゆる寸法をテキパキ測っているのを見るうちに、なんとなく冷や汗が出てきた。
そーなんだ。このカントクサンは以前「世界的に名高い舞踏団」に長らく舞監として関わっていたり、今でもいろんな楽団・劇団・舞踏団に関わって、それこそ「世界中の」名立たる大劇場や大イベントの舞台を作ってきた人なんだよな。
「一大スペクタクルショー」みたいに言われる「渋さ」のステージで、巨大な「あんなもん」が飛び回ったり「こんなもん」がグルグル回ったりってのをやってる人なんだよな。
今日だって、何日間かの大劇場での公演を終えて、ようやく出来た空き時間に無理を言って来てもらったのだ。
これからすぐに夜行列車に乗るっつってたしなぁ。
うひゃ〜、なんか俺「大それた事」をやってしまったか?
舞台の事なんか全然俺わかんないもんだから、次々と質問される専門用語もさっぱりで打ち合せにもならんし。
こんな小さな小屋で(俺的には十分広いんですが)さらにあんまり「動き」の無い鬼頭ブラス・・・
さぞ「張り合いのない仕事」なのかなぁ〜
でも、俺に「こういう事がやってみたい」ってのがしっかりあれば、なんでも実現する「良いチャンス」って事だよな。
あぁ、俺が「しっかり」なんだよな・・・