散歩と残雪

bousisensei2008-02-04


大久保「イシモリ」で東京中低域リハーサル。
昨日とはうって変わっての晴天、時間より早くリハも終了。さらに明日ライブなんで車で楽器を運んでもらえる事になり「手ぶら」
と、いうことで気分も良いから「例の古本屋」に行ってみる事にした(2008-02-02 - うさぎのえさ)
新大久保まで歩いて山手線に乗り、ホームページの「店舗案内」でもオススメだったので、西日暮里を乗り越して「少し遠回り」の日暮里まで。
初めて降りたかな?日暮里は。
ここから「谷中銀座」「よみせ通り」って商店街を抜けて行くんだけど、実に雰囲気の良い所でスッカリ気分が上がって写真も撮りまくってしまった。
ただ、冬場の3時過ぎは若干光線の加減が悪く、ベストアングルはもれなく逆光だったので、今度は絶対午前中に来よう!と、もう次に来る事まで考えるほど気に入ってしまったのだ。

で、ほどなくして「古書ほうろう」に到着。
7年ぶりに会う店主の宮地くんはちょっと痩せていて髭もはやしてる。前はメガネをかけていた印象も無かったけどなー、という具合で、会いに来てるから「宮地くんだ」ってわかるけど、外でバッタリ会っても気づかないんじゃないか?という変わりよう。
店内に揃えてある書籍、特にCDは思わず「ニヤリ」としてしまうラインナップで「友人・知人」のアルバムも多数!宮地くん「良いんだけど、あんまり売れないんだよね〜」って。
「でしょうね!」と力強く言いたくなってしまった。
その他、店内所狭しと並べられた書籍は王道・サブカルを含めた「文化系」以外にも鉄道関係の本も充実してるみたいだったけど、お店がすごく広くて「こりゃ何時間あっても足らん」というぐらいだったので、次回午前中に来た時にゆっくり見る事にして、商売の邪魔をしてもナンなのでお店を後にした。(それでも小一時間は居たな)
で、また今度来る事だし、同じ道を通って帰るのもつまらないから、今度は西日暮里に向かって歩いてみた。たしかにこちらの方が近い。
西日暮里も初めてだったんだけど、日暮里駅からY字に別れたJR線と京成線の高架が鉄道模型のレイアウトみたいに「あ、あそこにも線路!」てな感じで入り組んでいて面白い。
で、電車に乗って帰ろうかとしたんだけど、ちょうど夕陽がキレイな時間帯。線路の向こうに「いい感じ」のお寺か神社も見えていたので、もう一度日暮里まで歩く事に。
これが大正解!

で、さすがに暮れて来たので電車に乗る事にしたんだけど、思い立って銀行ATMへ。ところが乗ろうと思った改札の反対にしかないという。
めんどくさいけど「しかたないなー」と大回りして銀行寄って。
出ようとしたら、次に入ってくる人とぶつかりそうになって「パッ」と顔を見たら・・・
「あーっ!」
ギタリストの内橋和久さんではないか!
お互い「なんで?」「なんで?」「なんで?」「なんで?」と。
内橋さんは「俺、日本は日暮里やねん」ってそれも「なんで?」なんだけど、あ〜そうか「成田空港」が便利だもんな部屋借りるには。
で、俺は「友達の古本屋が近くにあって」って言ったんだけど、店を出てとうに1時間はぶらついてホントたまたま寄っただけだもんな「日暮里の銀行」なんて。
まぁ、簡単に言ってしまえば「日暮里で内橋さんに会った」って話で「そこに住んでる人と会った」ぐらい別にそう驚く事ではないのかもしれないけど、俺的には一連の行動を考えると「ありえない偶然」なんだな。
こういった「偶然人に会う」ってのが、俺は実に多いんだけど、なんなんだろう?ブラブラし過ぎなのか?
いやはや、盛りだくさんに楽しい散歩でした。