ヨシアシ

bousisensei2008-02-17


ウチの近所にラーメン屋さんがオープンした話を書いたのは、もうずいぶん前の事(2007-03-19 - うさぎのえさ
初めて行ったのは、吉野さんとテルキナ君が遊びに来てた時に一緒に行ったと思うから、オープンして割とスグの頃だったか?それから、結構何度か行ったなぁ。
ちゃんと自分トコで製麺してる、真面目で実に美味しい中華そばとつけ麺を出すお店で、気に入っていたのだ。
カウンター7席のお店もコヂンマリとしていて、何ですかね?テレビで紹介されるような「コワモテ」の店主がウンチクを語ったり、威勢の良い若い衆が「っしゃっせー!」と何を言ってるか実はよくわからない景気の良さで盛り上げているような店とは間逆の、寡黙な店主がたった一人で切り盛りする、実に「応援したくなる」ようなお店なのだ。
もちろん、行列なんかも無縁な。
ところがですね、昨年末あたりにザザッと出た「ラーメン本」に紹介されたんですね。
最初の内は「新しい店なら何でも載せる」みたいなチャラチャラしたグルメ本だったんだけど、そのうち結構「硬派な」料理本にまで特集され始めて・・・
さらに、俺が結構「関心と信頼」を寄せる「この本に載ってるなら間違いないだろう」とさえ思ってる「dancyu」にまで紹介記事が載ってしまったのだ。
並ぶ並ぶ。
昼営業の時間帯は、もうちょっと行けないぐらい。
で、やっぱり気になるのは、こういう事があると「あそこは味が落ちた」ってのがよくある事。
いっぱい並ぶようになってから、運良く行列の少ない日に閉店ギリギリに滑り込む事ができたので、行ってみたんだけど、味は健在。それどころか以前より量が増えてる。
最近、はっきり言って特に関東は「つけ麺ブーム」になってるんだけど、その中の要素のひとつに「量の多さ」ってのもあるみたいで。
たしかに「普通盛」でもすごく多い店がほとんど、中には「大盛・特盛無料」なんて無限に麺を喰わせようとする店もあるもんな。
そんな中、ウチの近所の店は雑誌にも「量が少なめ」と書かれるぐらい(ホントはちょうど良い、普通の一人前なんだと思うけど)
それを見たのだろうか?
一人前の量を増やすという事は、当然「麺を作る量」ってのも大変になるわけで、そういえば最近夜の営業時間が少し「早仕舞い」な気もするなぁ。
なかなか「行けない店」になってしまったのですよ。
今日もウチの人とお昼に「久しぶりに行ってみようか」と恐る恐る行ってみたら、日曜という事もあって、店の外には30人程の行列が・・・
全然無理。
「応援したい」とは言った物の、あくまで自分も食べながら応援したかったワケで。
評判落ちて、客減らねぇかなぁ〜
久我山に「甲斐」という非常に美味しいラーメン屋がありますけど、みんな来ないでください!