アングラーズ

bousisensei2008-03-17


1月に芝居の音楽をやったんだけど、その時に使った「秋の足音」のピアノバージョンを使わせて欲しいと別の劇団の人から依頼があった。
「お?にわかに小劇場系でブーム到来か?!」とその劇団のホームページを見に行ったら・・・
もう、なんと言いましょうか「絵に描いたような」ってアングラ芝居のムード。
使ってるフォントとかも「オドロオドロシイ」というか、オバケでも出てきそうな文字が「黒バック」の画面に踊っていて、笑ってしまった。
まぁ、ある種の「美意識」みたいなものなんでしょうか?もしくは、もう「記号化」されているかのように「アングラ劇団」のホームページや芝居のチラシって、パッと見て「あ〜」ってわかるように出来てるモンですねぇ。
もちろん、そういったお芝居は嫌いじゃないので、快く承諾させていただきました。
気に入って使ってもらえるってのはウレシイもんだしね。
で、アングラで思い出したんだけど、随分前に人に聞いハナシ。
名前は出しませんが、アンダーグラウンド・インプロシーンみたいな世界で「この人あり」みたいな言われ方をしている某女性ミュージシャンがおりまして。
「即興界の裏番長」とでも言うんでしょうか。
俺はあまり「人となり」みたいなものは知らないんだけど、結構「気難しい人」らしいんですね。取っ付きにくいというか。
たしかに、共演こそ無いもののイベントなんかでご一緒させていただいた事があるんだけど、近寄りがたい雰囲気はあったかなぁ。
で、俺に話してくれた人曰く
「彼女を怒らせたり、嫌われたりしたらアングラ界には居られなくなるらしい」って・・・
ん?
それって「ちょっとオモシロイ話」か?
なら、ぜひ嫌われたいよねぇ。
いきなりメジャーで「馬鹿売れ」して、大金持ちになったりして。
なるかっつうの、なぁ。