ペラペラと、まぁ。

bousisensei2008-10-06


珍しく、昨日のリハの模様を録音したので聴いてます。
と、いうのも、今回のコンサートに向けてのリハは昨日と本番前日に1回。
で、昨日初見の新曲に取り掛かって、いろいろコネクリマワシタ訳ですが、次回は本番直前なんであんまりグダグダも出来ないのです。
「やりながら考える」みたいな。
もう、俺の中で「決定稿」みたいなモノを作っていかないといけない。
で、昨日のリハ中に聞き逃していた部分なんかをチェックして、的確かつ明確な指示が出来るようにしておこうという狙いなのですね。
回しっ放しだったレコーダーの大半は演奏が入ってるんだけど、曲が止まると俺がいろいろしゃべってる訳ですな。
「ここはこうして下さい」とか「そこもうちょっと変えて下さい」とか。
俺の「ビジョン」みたいなモノを伝えていくわけです。
で、ウチは吹奏楽部みたいな「規則」が無いんで全員揃って「ハイ!」とか返事するでもなく・・・
つまり、録音されている声は、ほとんど俺の声だけなのです。
たとえばパーカッションのホリサキ君に「そこ、頭でシンバル入れて下さい」と俺が言うと、次に始まった曲の時にパシーン!とシンバルの音が聴こえて来る、といった感じで、返事こそ無いもの「意思疎通」は十分に出来ていると。
ところがですね。
同じくパーカッションのコンドーヒサミネ君に「そこは、シェーカーじゃなくてトライアングルに・・・」ぐらいまで話すと
「ぺラペラペラペラペラペラペラ・・・」
もう「みなまで言うな」とばかりに「鬼頭さんの言いたいことはこういう事ですよね」って、ホント「ペラペラ」ものすごい勢いで返してくるのです。
それが、もうおかしくて。
何べんも繰り返して聴いてしまった。
「そこまでわかってんなら最初からやりなさいよ」ってハナシでもあるんだけどよ。
彼は実にセンスが良くて、たくさん並べた小物のパーカッションをチョイスするのが上手く、曲に鮮やかな彩を添える「合いの手」が抜群に効果的なんですけど・・・
こういった「やりとり」の上で出来上がってるんだなぁ〜、ってのをお客さんには是非見に来て欲しいです。
一連の「やりとり」が済んで、ドッと疲れてる俺ってのを思い浮かべながら聴いていただけると、おもしろいと思います。
で、今日は夕方からコンサートの為の音楽以外のリハに。
「和」の舞台ならではの演出を乞うご期待!
あ、これも毎度でスイマセンが「前売り券」残りわずかです。
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