めでたしめでたし

bousisensei2008-10-18


いよいよ鬼頭哲ブラスバンド・コンサート「風光楽団宵噺」の本番当日
朝から快晴、というか10月の半ばとは思えない暑さに驚く。
会場となる「名古屋市北文化小劇場」で13時より搬入と諸々の舞台設営。
当然の如く、様々な作業はメンバーに分担されてサクサクと準備が進むのでした。
で、順調にサウンドチェック!となったんだけど・・・
みんなで「バンッ!」と音を出して「アレ?」
大方予想はしていたけど、思っていた以上にスッカスカで、それぞれの音が遠い!
やっぱり「音楽用」のホールじゃないからねぇ、音響的には何も考えられて無い。
なんで「アコースティックにこだわるバンドがこういう場所を選ぶかね?」というのが最もな意見ですね(実は昨年・一昨年の会場も音響は最悪)
反響板や天井が無いから(もちろんホールなんで屋根はあるけど)客席で聴いても「迫力無いな〜」
その分、個々の音はキレイに聞こえてはいるんだけど・・・
という訳で、急遽方針を立て直す事に。
おかげでサウンドチェックに予想以上時間がかかってしまった!
おかげで予定していた写真撮影の時間は無くなり、さらに開演前1時間を切ってるのにスタッフの弁当を俺が買いに行かなければならない人手不足。
ものすごく気ばかり焦った状態で本番を迎える事になってしまったのですね。
ホントは時間をかけた分、準備は完璧だし、開場開演もほぼ時間通り進行してるし、会場は満員御礼なんだから
焦る必要ないんだけど・・・
一度焦りだすと、もうダメですね〜
おかげで第一部の短かった事!
(今日の日記は「おかげ」が多いね)
ものすごくサクサク進めちゃって「第一部最後の曲です」って言いながら時計見たら「ありゃ?」
ここでまた逆に焦る。
休憩時間に多少気持ちの切り替えは出来たものの「精神的悪循環」の流れは勢いが良くて「のんびりやれば良いんだ」と頭では思っていても「次!ハイ次!」とあっという間に終わってしまったのでした!
で、時計を見て。
退館までの撤収時間にものすごく余裕がある事に気付いて、猛烈にリラックスできた!
遅い!今更!
なので、いつもはあまりやらない「サービス」をたくさんしよう、とロビーに出てサインなど。
で、お客さんがいつに無く興奮しているのが手に取る様に感じ取れた。
本番中は反応を見る余裕が無かったから、改めて「あ、楽しんでくれたんだ」ってのがわかった。
あ〜良かった!
直接感想を聞かせてくれたお客さん、アンケートを一生懸命書いてくれたお客さん。
どれもコンサートを作った側としては、とても誇らしく思える反応でした。
そういった気持ちを共有出来る事がメンバーや素晴らしいスタッフと一緒に「やって良かった」と一番に感じる事ですかね。
みんなヤッタネ!大成功。
それから集まってくれたお客さんには心から感謝です。
いやー楽しかったね!