ルーツーの恩

bousisensei2009-03-28

自分が好きな&影響を受けたアルバムってのをいろいろピックアップするような作業をしていまして。
考えていくうちに、今でもよく聴くものもあれば、とっくに手元にないものも。
で、その中でも「特に大きな影響ってなに?」と考えてたどりついたのが。

「星空に迷い込んだ男〜クルト・ワイルの世界」
http://www.amazon.co.jp/Lost-Stars-Music-Kurt-Weill/dp/B000002GH2

という1985年に録音されたコンピレーションのアルバム。
プロデューサーはハル・ウィルナーで、シリーズ化されたコンポーザー・カバーのひとつなんだけど(他にはニーノ・ロータセロニアス・モンク)参加アーティストがとにかく豪華で、スティング、ルー・リードトム・ウェイツトッド・ラングレンヴァン・ダイク・パークス・・・それからカーラ・ブレイジョン・ゾーン
ちょっと気が狂ってるほどスゴイでしょ?
で、このアルバムをはじめて聴いたのは17歳だか18歳の高校生の頃だから、モチロン「豪華な」アーティスト(特にロック畑)もホトンドが初聴。
それを買ったってのは、自分でも今考えれば「よくぞ!」なんだけど。
かろうじて、作曲者のクルト・ワイルの名前を知っていて、すでに好きだったので中古レコード屋で「エイヤ!」と買ったのです(少ない小遣いなので、なかなか不確かな物は思い切れないのです)

クルト・ワイルはこんな人
クルト・ヴァイル - Wikipedia

これはよく聴きました!
LPレコードで手に入れたんで、カセットに落として毎日通学の時に聴いたなぁ。
その後、ニーノ・ロータバカラックモリコーネなんて映画やイージーリスニングの作曲家をドンドン聴いていったんだけど、一番最初はクルト・ワイルだったんじゃないか?と今日気が付いた。
鬼頭ブラスでいまだにレパートリーにしている「秋の足音」って曲を作ったのが20歳の時。
なんとな〜く「なるほどねー」と思えるルーツではありませんか。
もちろん、今手元にはLPもカセットもないんだけど「久しぶりに聴きたいなぁ」と調べたら・・・
エライ値段ついてるじゃないですか!
誰か持ってませんか?