鬱蒼ホントー!

bousisensei2009-05-02

玉川上水を散歩をしていたら、あまりにも見事な「茂り具合」に実にクダラナイ駄洒落っつうかタイトルを思いついたんだけど。
さすがに今時こんな「しゃべりかた」する80年代風女子大生もいないか。
っていうか、元々聞いた事ないけど。
しかし、写真はけっして「森の中」とかじゃないくて、これがホントにバンバン交通量のある幹線道路から、ほんの数メートルの場所なのだ。
思わず「ウッソー!」とも言いたくなるもので。
わざわざ遠出をしなくても「ちょっと横道にでも」といつものコースを外れるだけで、まだまだ発見はいくらでもあるねぇ。
っていうか、ありすぎて。
いちいち、ブログで拾ってたら毎日こんな「未消化のネタ」ばっかになるな。


と、ここで終わろうかと思ったんだけど。
全然関係無い話を書きたくなったので「ウッソー!ホントー!」の話は消しても良かったんだけど、もうどうでもいいや。
普段から、楽器や歌の「ウマい・ヘタ」は音楽の良し悪しに関係無いという事を言っております。
ま、それを前提としてなんですけど。

楽器やら、なんでも練習しなきゃウマくならないし、ヘタだから練習するってのはわかるんですが・・・
公園とかで練習する人。
もうちょっとウマくなってからにしませんか。
ずーーーーっと聞かされる身としては「カナワン」となるもんで。
一応、俺も楽器をやってますから、それなりに「理解」はあるつもりなんで、音量的な意味での苦情を言ったりはしませんけど。
世の中にはちゃんとスタジオ代を払ったりしてでも練習しようって人はいるわけですし・・・
で、案の定っていうか聞いてると公園で練習してる人って「休憩」が多い。「あ、やっと終わった!」っと思ったら、しばらくしてまた「プワー」とか。
金払って限られた時間の中で集中して練習した方が絶対イイって!
だから、ホントはわかっているのです。
この手の人達は別にウマくなろうとか思ってんじゃなく「公園で練習する」という事を楽しんでいるんでしょう。
「楽しんで練習する」なんて、素晴らしい事のようですが、別に練習は楽しくなくて良いじゃないか。
と、ここまで書いて、さすがに「もう我慢ならん!」と文句を言いに行ってきた。
その、キレたポイントとしては「何度やってもウマくできない所」をあきらめて、おそらく得意な事をやりだしたから。
「あ、これはもう練習じゃない」と。
同じ部分をやってたのは、たった20〜30分ぐらいだろうか?聞こえて来る方としては「30分同じ事」ってツライ繰り返しだけどさ。
「できるまで!」ってヤッテんだろうと思うから我慢もできるもの。
それに、ホントは個人練習ならともかく、今日は2人で「ゆず」のコピーやってんだよな。ハナっから「バンドならスタジオに行け」って言えば良かったんだけど。
もちろん「ゆず」だから文句言ったわけじゃないすよ。
で、ついでだから書くけど(ようやく静かになったけど、まだイライラしてます)
駅前とかアーケードで「ゆず」とか歌ってる人!
それも、買ってきた譜面立てて!
自分が「おかしなことをやってる」って気付け!(たぶん今日練習してた人達もこの後吉祥寺の駅なんかに流れて行くんでしょう)
そりゃ、たしかに「ゆず」は横浜の松坂屋だっけ?の前で歌ってたところから始まって、お客さんが増えて、スカウトの目に止まって・・・
それもこれも、全部「自分達で作った唄」だからだろー!
さらに、ギターケースなんかを置いてて、たまーに投げ銭が入ってたりするけど・・・
誰だ?金なんか払ったやつは?
もっとオカシイぞ!
極めつけは、この前「オリジナルCD-R」って書いて売ってるから、おもしろくて「何が入ってるの?」って聞いたら・・・
もう、めちゃくちゃだ。オカシイ通り越して犯罪だ。
こういう人がいるから、ジャスラックが「言い分」を振りかざすようになるんじゃないか。
(ちなみに「ゆず」など売られている楽譜が高いのは著作権料が含まれているからであって、その分ただ歌うだけなら問題ありません←あ、それで譜面見ながらストリートするのか!耳コピ・暗譜はケチがつくか?)
もちろん、みんながみんなプロを目指してるわけじゃなくて。「路上で歌う」という事を楽しみにしてるだけかもしれないけど。
ストリートにはちゃんと自分で作った唄を「聴いてもらおう」としてる人もいて。
その人は「誰も知らない唄」を発信する場所に路上を選んだわけですよ。
「ゆず」なんかもそうですね。
その横で、他人が作ったすでに世間に知れ渡った曲を歌う事を、多少なりとも「恥ずかしい」と思った方が良いのではないかなぁ?
と、思うのですよ。
で、たまに路上で演奏する人の取り締まりをしてるオマワリさんを見かけますけど。
言い方を変えると、ちゃんとしたバッグと偽ブランドバッグを売ってる店が同じ扱いで取り締まりを受けているという。
オマワリさん的には「本物・偽物」関係無く「そこでバッグ売る事自体」を禁止にしたいわけですけど。
なんだかな〜
少なからずも、ストリートで演奏する人が「まだ2〜3人なら」だけど「さすがにこれだけいると」と取り締まりをする場合もあるんじゃないだろうか。
だとしたら、いくら「楽しみ」とはいえ「コピー系」の人は遠慮した方が良くないですかね?
「偽物だろうがバッタ品だろうが、こちとら生きる為に商売で売ってんだ!ダマす気?あるに決まってるだろー!」ってタイの露天商ぐらい気合が入ってりゃ別だけど、ダマすどころかそんな意識まったくないだろうし。
いや、ホント不思議なんだけど、音楽って何でこんなに「コピー」が平気で普通なんだろう?
たとえば、絵画や小説でそれが「趣味」だとしても「モナリザの模写」とか「吾輩は猫であるの複写」ってしないんじゃないか?
と、考えたら・・・アラ簡単!
「ゆず」とかのコピーをしてる人ってのは楽器を弾いたり、歌ったりってのが「趣味」なわけですね。
つまり「筆でカンバスに絵の具を塗るのが趣味」とか「原稿用紙に文字を書くのが趣味」と一緒か!
そんなヤツはいないだろうし、仮にいたとしてもそいつは「絵が趣味」とか「小説が趣味」とは言わないはずだ。
だとしたら「ゆずコピ」の人も「趣味・音楽」とか言ったら間違いだよなぁ。「好き」かどうかも怪しい。
というわけで、ようやく「大前提」に決着がつくのですが、
楽器や歌の「ウマい・ヘタ」は良し悪しに関係無い。
というのは、
あくまで「音楽」に対して言ってるものであって、コピーの場合はこれにあらずということ。
モナリザのレプリカや偽ブランドバッグを作ろうとしている人は、あくまで「どれだけ本物に近いか」を追及するのであって、たとえ趣味でも「模写」の価値は「どれだけ道具をウマく操れるか」にかかっていると言っても良いと思う。
だから「ゆず」でもなんでもコピーやる人はちゃんと上手にやってください。


いつもは「思いつく→考える→まとめる→書く」という流れで毎日やってますけど、あまりにもイライラしていたので「思いつく→書く」のダイレクトカッティング盤ロングーバージョンになりました。
たぶん、読み返してまとめてそれぞれもう少し膨らませれば、3回に分けれるネタになったかなぁ。
読む方も長くてカナワンだろうなぁ。