移動と旅行

bousisensei2009-08-04

久しぶりにのんびりと在来線を乗り継いで東京に戻ってきました。
新幹線なら2時間をきった名古屋〜東京間で「時は金なり」という言葉が結構好きな性格としては、そっちを優先すべきなんでしょうがね。
やるべきことが無いではないんだけど、たまにはゆっくり経費節減もかねて。
今回は豊橋・浜松・静岡・熱海と東海道線を乗り継ぎ、小田原からは湘南新宿ラインへ乗り換えて、新宿から中央線で吉祥寺まで。
この「湘南新宿ライン」ができたことで、ずいぶん時間も短縮できるようになりました。
はじめて、名古屋から東京まで在来線乗り継ぎ移動をしたのは、いつだっけ?と考えてみたんだけど、思い当たるのは27・8の頃に当時名古屋で参加していたバンドが吉祥寺の曼荼羅でライブをやった時。
いつもは全員で車に乗って移動していたんだけど、なぜかその時は「現地集合」で各々好きな移動手段で東京まで来たのです。
その時はホント、長く感じたなぁ〜
まぁ、みなさんも実感したことがあると思うのですが、はじめての場所に行こうとするとき。
「あとどれぐらいで目的地」ってのがわからない時の長く感じること。
帰りに同じ行程を通ると「こんなに近かったんだっけ?」って思うことあるでしょう。
あれから、高速バスや新幹線も含めて、名古屋〜東京間は数えられない程往復して。
居眠りなんかしてても、ふと車窓に目をやると「今どこ走ってる」ってのがわかるぐらいになって。
こうなると、そんなに時間も長く感じないのです。
いろんなツアーでもっともっと長時間の移動を経験したってのもあるかもしれない(特に欧州では先の読めない移動が多かったし)
勝手知ったる行程は、ちょっと距離があってもみなさんが毎日使ってる「通勤電車」の感覚です。
そうは言っても元々鉄道好きなわけだし。
「散歩と冒険」の精神で何か新しいものを発見したくて。
ちょっとした旅行の気分を今日は味わってきました。