予測変換の旅

一瞬「お!」ってなるよね。

昼過ぎに名古屋駅に送ってもらって、毎度の「在来線乗り継ぎ」で東京へ。
この「およそ7時間」の移動もスッカリなれてしまって「時間配分における気持ちの持って行きよう」もバッチリ、今では「すぐだなぁ」と思える行程となりました。
しかし、実際「7時間は7時間」なわけで。
それなりの「時間ツブシ」を考えなくてイカンわけです。
かつて、中島らもさんは「今夜すべてのバーで」の中に
「教養とは学歴や勉強ができるということではない」といった内容の話を書いていました。
で、「教養とはなに?」について「時間のツブシ方を知っていること」と。
つまり「教養がない人は酒やドラッグにおぼれる」ということだそうです。
だから、いわゆる「教養レベルが低い」とされてる国にアル中や薬中が多いと。逆だったかなアル中や薬中が多い国が「教養レベルが低い」だったかな?
まぁ、とにかく「のんべんだらり」と酒を呑んでいる「普段の俺」は教養がないと。
それも、なんか悔しいんで電車移動の時ぐらいは「教養」で乗り切ろうと。
しかし、あいにく今日は本など持っていない。
携帯もネットにつながない事にしてる。
そこで「はっ!」と思い出した事。
ちょっと前にウインドウズモバイルを落として、普通の携帯電話に戻したんだけど、圧倒的に便利なのがメールを打つ時なんかの「予測変換」ってやつ。
ただし「なんじゃそれ?」ってのも結構あっておもしろい。
たとえば「何々します」の「何々」を打って、その後「します」と打つと、変換リストの結構上の方に「志摩スペイン村」と出てきたり。
「うどん」って打とうと思って「うど」まで打ったら「ウドランド」とか・・・なにそれ?
まぁ、そんな「オモシロ変換」を探してみようか、と。
まず「あ」だけ打っても98種類の変換リストが!
で、「ああ」「あい」「あう」・・・それぞれ100種類近くの変換が待ち受けてるのです。
気になる言葉が出てきたら、メール本文に残してパソコンのアドレスに送って家に帰って調べる。
ものすごい有効な「暇ツブシ」だなぁ。
そんなこんなで乗り換えも順調にいって、あっという間に新宿に到着。
隣のホームには、あの「悪評高い」215系の電車を使用した「ホームライナー小田原」が停まってた!
品川の車両基地なんかに停まってるのは見たことあるけど、へ〜新宿にも来る様になってたんですね。
この、一見「特急列車」のような車両は全部で4編成しか作られていないそうで、狙って行かないとそうそうは見れるもんでもないわけですよ。
あ〜なんかウレシイ、得した気分。
湘南ライナー - Wikipedia