ヘンな歌詞

子供向けのアニメや特撮ヒーロー物の主題歌といえば、なんと言っても「ふんだんに盛り込まれた擬音」でしょう。
まぁ、その代表格とも言えるのがダウンタウンの松ちゃんもたびたびネタにしてる、これだと思うんですが・・・

だは〜何度聴いてもスゴイわ。
で、字面で見るともっとスゴイ!(ぼくらのバロム1 水木一郎 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
原作が「さいとう・たかお」ってのもスゴイよなぁ。漫画は読んだ事無いけど「ゴルゴ」の絵柄なの?
まぁ、こんな「脳がトロケルような」歌詞全体からみると「意味のある部分」が異常に少ない曲が多いわけですね。
特に「水木一郎さん」の登場以降はそれに拍車がかかったんじゃないだろうか?と、もっと古い物を調べていくと、やっぱり「ブロロロー系」はそんなに無い訳です。
鉄腕アトム」とか「谷川俊太郎さん」だもんね。
で、やっぱり「子供向けの番組」だからって「ちゃんと意味のある、しっかりした主題歌」であるべきだと思うわけです。
子供だからってナメちゃいけない。
で、でですよ。
「やっぱ、こういうのがイイよ」といろいろ聴いてたんですが・・・

ありゃ?なんかオカシクないですか?
2番の歌詞は、まぁいいとして・・・問題は1番

胸につけてる マークは流星
自慢のジェットで 敵をうつ
光の国から ぼくらのために
来たぞ われらの ウルトラマン

胸に流星のマークをつけてるのも、自慢のジェットで敵をうつのも「科学特捜隊」の人なワケですよね?
これ、よくよく考えると2行目と3行目の間に「とりあえず、それは置いといて」って歌詞が入る事になりませんか?
あきらかに、突然脈略のない話題になってる!
さらに調べたら3番もあって・・・

手にしたガンが ビュビュンとうなる
怪獣退治の 専門家
光の国から 地球のために
来たぞ われらの ウルトラマン

これも、ビュビュンとガンをうならせる怪獣退治の専門家は「科学特捜隊」の人。
で、また2行目と3行目の間に「まぁ、そういう人もいるみたいだけど」的な歌詞が入るような展開!
これ「専門家」がすでに居る所に「新規参入」って結構大胆で失礼じゃないのか?
「こういうのがイイよ」と古い曲をホメたい身として、巨大ヒーローの元祖ウルトラマンの主題歌がこんなにムチャクチャだったとは!
で、心配になって「もう一方」の元祖「仮面ライダー」を調べたら・・・

う〜ん・・・これも「かなり微妙」じゃないですか?
メロディーにのせる歌詞の区切りの「、」と「。」の感じ
よっぽど好意的に聴かないと、作者の意図が汲み取れないんじゃあ・・・
これじゃあ「我等をねらう 黒い影」が「世界の平和を 守るため」に「輝くマシン」で「ゴーゴー・レッツゴー !」だよなぁ。
いや〜難しいもんですなぁ。